今週のお題「投げたいもの・打ちたいもの」
WBCの余韻が残る今日この頃。
このお題に、今誰もが興味を持てないだろう記事を書いていこうと思う。
タイトル通り
『今こそ打ちたいパチスロ5号機ベスト5』
投げたいのも打ちたいのもボールじゃないのであしからず。
最初に
僕はもうパチンコパチスロを引退している。
上の記事で引退したわけだが、正直それまでの3年くらいは年に2、3回しか行ってなかったので、ほとんど引退したようなものだった。
しかし、学生時代はそれこそ狂ったようにパチンコ屋に通っていた。
今となっては何であんなにハマっていたのか分からない。
しかし、僕の生活の中心にパチスロがあったことは間違いない。
5号機
そんなスロットを引退したのは、5号機と呼ばれるスロットがホールから姿を消したからである。
詳しくは以下に。
パチスロというものに全盛期という言葉が当てはまるとすれば、それはいわゆる4号機の時代だと思う。
『北斗の拳』『吉宗』『押忍!番長』『ミリオンゴッド』『獣王』
今も語られることの多い名機たちが並ぶ。
勝てる日には1日に100万なんて話も・・・
しかし、僕が大学生になる頃には、4号機から5号機に世代交代していた。
なので、僕のパチスロの歴史はそのまま5号機の歴史なのである。
大袈裟でも何でもなく、僕の青春は5号機とともにある。
5機種選ぶ
それこそ星の数こそある5号機の中から、5機種選ぶというのは正直大変だった。
なので、別に順位なんて決めることはしない。
大好きな5機種を順に紹介する。
1.『サクラ大戦3』Sammy
パチスロ交響詩篇エウレカセブンの後継機として登場したこの台。
エウレカを死ぬほど打ち込んだ僕にとって、新台初日がこんなに楽しみだった台はない。
あまりにも出玉性能がよく、メーカーが意図しないほどお客に利益が出てしまうということで、早めに撤去されてしまった台である。
カットインのかっこよさや、ART中の演出のおもしろさ、潜伏期間の長さにドキドキする前兆演出、なんといってもプレミアムARTである『デートタイム』のおもしろさは他の機種を圧倒する。
ストックバイストックという言葉の強さな。
ホントにどれだけ打ったか分からない。ほぼすべての演出見たんではないだろうか。
たくさんのプレミア演出を写したスマホが、ぶっ壊れたせいで何も残っていないのが残念だ。
もしあの時代に戻れるなら確実に早起きしてホールに並んででも打つだろう。
2.『SLOT魔法少女まどか☆マギカ』メーシー
説明不要の超名機である。
多彩な演出の面白さ、ゾーンによる当選とチャンスゾーンのバランスの良さ、ART中の特化ゾーンやボーナスの種類、なんといっても出玉性能の強さ。
全てが5号機トップクラス。
初打ちの初チャンスゾーンが『キュウベエチャレンジ』だったことや、穢れ演出に騙され続けて5万負けたことや、ワルプルギスの夜で40連したことや、
98304分の1のフリーズを引いて万枚を出したのもいい思い出だ。
3.『ひぐらしのなく頃に 祭 』オーイズミ
僕らへなちょこスロッターに、技術介入の楽しさと難しさを教えてくれた名機である。
目押しさえ上手くできれば、設定1でも勝てるという夢のような台。
だが、勝てるからという理由だけで僕の5選に入るほど僕のランキングは甘くはない(黙れ)。
勝てるとか勝てないとか目押しが出来る出来ないの話じゃなく、ゲーム性がぶっ飛んで面白いのだ。
1枚役を取るという行為の面白さを教えてくれたのはこの台である。
通常時から、毎ゲーム常に中押しで精度の高い目押しを要求される。
白7を枠下に押すっていう意味不明な要求がもう最高だよ。
全リールをしっかり狙って1枚役を取るというめんどくささが楽しかった。
チャンス役後に、当たってるかどうかが出目で一発で分かってしまうという点だけが唯一の弱点だが、それもまた面白いのだ。
そしてなんといっても運命分岐のドキドキ感はヤバい。
「ベル引け!!引いてくれ!なんならチェリー出てくれ!」と心の中で絶叫していた。
そしてゲットしたRTは目押しによってゲーム数が決まる。
30ゲームと50ゲームではホントに大きな違いだ。
また、RT中の演出やリプレイ音の変化、画面フラッシュによるボーナス示唆もこの台の魅力である。
とにかくよく作りこまれた台で、撤去される直前まで打ちまくっていた。
多分だが、トータルでも大きなプラスであろう。
後継機の『うみねこのなく頃に』にもとてもお世話になった。
実機が欲しいレベルで好きな台である。
4.『パチスロディスクアップ』Sammy
5号機の終盤に出されたこの台。
僕のパチスロ引退を決意させた台でもある。
この台がなくなるならもうパチスロ打つ意味がなくなるとまで思えた台だ。
A+ARTながら、ハイレベルな技術介入が出玉に直結するという点が面白かった。
どこを狙って打つかによって、様々なリーチ目に出会えるのもこの台の魅力である。
僕は赤7上段押し、もしくは黒バー下段押しが好きだった。
もちろんART中は中押しで、色んなパターンの1確を楽しんでいた。
またBGMも最高にイカしており、サントラ買おうかと本気で悩んだほど。
通常時も、多くのチャンス演出が飽きさせない。
あまりにも飽きないもんだから、ついうっかり1300ゲームもはめたのはいい思い出である。
そしてトータルでは大きくプラスなのも好きな理由だ。
またあの『スベリ音』が聞きたいな。
5.『押忍!番長2』大都技研
ベタですがこれは外せなかったです。
『ゾーン』という概念は、僕は『モンキーターン』ではなくこの台に教わった。
とにかく面白かった。
もちろんいい思い出ばかりではない。
モードBループという地獄を味わったこともある。
それでも面白かったんだな。
フリーズは3回引いた。
どれもそんなに伸びはしなかったが、ゆっくりと回り出すリールに興奮したものだ。
この台から、『押忍!サラリーマン番長』、『押忍!番長3』と続く番長シリーズ。
全て面白かったが、やはり2が一番だと思う。
多分だけどみんなそうでしょ?
頂ラッシュ中のBGM変化で、操Ver.の「轟けDREAM」が流れて興奮しない人間なんて存在しないんだ。
最後に
ハッキリ言って5機種に絞るなんて無理なのよ。
本気で50機種くらいはあるのよ。
そしてもっとマニアックな台も紹介したいのよ。
でも今回はこんな感じの、万人受けする機種を選んだつもり。
きっとほとんどの人が、何を言っているんだこいつはと思ってると思う。
こんなアホな記事に3000字も費やしてるなんて暇人かと。
僕はもうパチスロを打たない。
自分の意志でパチンコ屋に行くこともない。
だが、その情熱だけはまだ失っていないということが今回の記事を書いていて分かった。
だって書くのに3日くらいかけてるもん。(暇人)
誰か、1人でも当時のことを思い出して共感してくれる人がいることを願って筆をおく。