むらよし農園

面白いことが書ければと。

18年3か月の重みを感じた機種変更

18年3か月

 

 

これは、僕があいつとともに過ごした時間です。

 

長かったように思うし、あっという間だったなと思う。

 

これまでありがとう。

またどこかで会えたらいいね。

 

docomo。

 

 

僕は先日思い切って携帯電話のキャリアをdocomoからソフトバンクに乗り換えました。

理由は機種変更のため。

 

僕はかれこれ5年ほど同じスマホを使い続けており、動作のカクつきはもちろん、電池の減りの早さや急に電源が落ちるなどの不具合が多発していた。

特に困るのが、買い物や外食の際に、PayPayで支払いをしようとしてるときに、急に電源が落ちたり、アプリが立ち上がらなくなったりすることである。

 

普段財布をあまり持ち歩かない僕にとっては、PayPayが使えないなんてことが起きると大変厄介なわけだ。

CoCo壱で、食べ終わったのにPayPayが起動しなくてしばらく帰れなかったことも何度もあった。

 

そんなこんなで、とうとう機種変更を決意。

決意してからは、何にしようかと一か月ほど悩んだ。

5年も同じスマホを使い続けることが出来るくらいには、流行に鈍感である。

また、化石のようなスマホに慣れてるせいで、そんなに高スペックじゃなくてもよいという感覚。

 

色んな人にアドバイスを聞き、いわゆるハイエンドクラスではなく、ミドル価格帯のスマホを選ぶことにした。

 

最終候補に残ったのが

 

『iphone SE』と『Google Pixel6a』である。

 

似たような価格設定、スペックは僕からしたらどっちも必要十分。

 

友人や同僚にアドバイスをもらいながら結局Googleにした。

そして、機種変更するなら、契約会社も乗り換えたほうがお得だと教えてもらい、各社のメリットを検討した結果。

 

ソフトバンクに乗り換えた。

 

ほぼタダでスマホを手に入れたどころか、諸々の特典でプラスになってしまった。

今ってこんな感じなの?

商品券的なやつが1万円分に、Googleplayのポイント5000円分にあと他にもなんやらかんやらついてきた。

 

大丈夫?公正取引委員会とかに怒られない?

 

 

ありがたく受け取るけど。

 

乗り換えの手続きはホントにあっという間に終わった。僕は某家電量販店で機種変をしたので、ほとんどの作業をやってもらえた。

時間にしてもそんなにかかっていない。

 

店員さんが言う。

 

「そしたら、この作業が終われば回線はdocomoからソフトバンクに切り替わりますがよろしいですか?」

 

そう言われてふと手元の資料に目を落とす。

 

契約年数18年3か月

 

長かったな。ホントに長かった。

 

初めて携帯を手にしたのは高校1年生。

当時は携帯は高校生になるまで持ってないのが普通だった。

今のように中学生で当たり前、まして小学生が持つなんてありえない時代だった。

 

初めて手にした機種は

『N505is』

懐かしの愛機N505is



このサブ画面の大きさに痺れたものである。

この携帯にはホントに多くの思い出が詰まっている。

この携帯のデータを取り戻すことが出来たなら、どんなに面白いことだろう。

当時の甘酸っぱくバカバカしい男子高校生の日常が入っていると思うと、今はもう存在しないことが本当に悔やまれる。

 

それから様々な機種を渡り歩き今回の機種変更に至った。

 

これまでのdocomoで過ごした18年3か月が走馬灯のように駆け巡る。

 

 

 

「はい、お願いします。」

 

 

こうして僕の長かったdocomo生活は終わりを告げる。

 

もっと寂しくなるかなと思っていたけど、昨年からahamoに変えてたこともあり、そこまで感傷的にならなかった。

それでも積み上げた時間の長さを思うと、色々考えてしまう。

 

これまでありがとうな。

 

 

そしてよろしくソフトバンク。

PayPayユーザーからしたらソフトバンクは得しかないね。

うれしいよ。

 

全ての手続きが終わり、店員さんにお礼を言って店を後にする。

 

店員さんは最後にこう言った。

 

「機種変更のためのキャリアの乗り換えだと思うので、3か月くらいしたらまたahamoに契約しなおしてもいいですからね。」

 

 

えっ?そうなの?

公正取引委員会に怒られないの?

 

今生の分かれだと思ってたが、どうやらそうではないらしい。

また会える日が来るかもしれないね。

 

 

おわり