早ない?
前回の『牛バラ焼きとロースカツの合い盛り丼』からまだ3週間しか経っていない。
それなのにかつやがもう期間限定商品を出してきた。
その名も『天津飯チキンカツ』。
相変わらずのアホさ具合に安心する。
どうしてチキンカツに天津飯なの?別々じゃダメなの?
その辺を考えていてはダメ。
Don't think feel.
そう、感じなきゃ。
そもそも、『天津飯チキンカツ丼』とかいう、同じような意味の言葉が二つ入ってる食べ物のことなんて真面目に考えちゃダメよ。
僕は、発売日翌日にかつやを訪れた。
13時半を過ぎても客は多い。
やはりみんな新商品が気になるんだろう(違う)
席につき、目の前のメニューでしっかりと名前を確認して大きな声でオーダー。
「『天津飯チキンカツ丼』大盛りのAセットください。」
実際には店員に聞こえるか聞こえないくらいの小声だったので2回聞き返されたが大丈夫。
サラダを先に食べ終わり準備は万端。
さぁおいで。
おぉ。
実物を見てもやっぱりよく分からない。
でもなんだか美味そうだ。
ていうか、この見た目どっかで見たことあるな。
そう、今年最初の期間限定メニューである『白カツ丼』にそっくりなんだ。
白カツ丼も美味しかったからこれは期待できるぞ。
まずは少し卵をめくってみる。
うむ。相変わらずの迫力のチキンカツが寝そべっている。
おもしろい。
チキンカツはいつも通り、口の中を八つ裂きにするほどエッジの立った衣でザクザク食感を演出している。
美味い。
すかさず天津飯になっているエリアをガバっとすくって食べる。
うん。卵ふわふわで餡の量もちょうどよく美味しい。
天津飯ってよりはやっぱりチキンカツ丼に寄っている印象である。
ご飯大盛りでもなんなく完食した。
とりあえず、全部食べたんで一言いいっすか?
天津飯の餡は絶対に醤油か塩味がいいんじゃ!!
甘酢餡とかいうマイナー餡は引っ込んでろ!!
すみません。
ちょっと言葉悪かったです。
どうにも甘酢餡の天津飯に馴染みがなさすぎて、最後まで首をかしげながら食べてしまってました。
調べてみると、関東のほうでは甘酢餡が主流なようですね。
マイナーとか言って申し訳ありませんでした。
でも、いや、なんというか、絶対に甘酢餡より醤油餡のほうが・・・
よくないね。
馴染みのある方だけを褒めるなんてのはダメ。
そんな懐の狭い人間にはなっちゃダメ。
この『天津飯チキンカツ丼』も醤油餡か塩餡だったら絶対にもっと美味しかっただろうなとか言っちゃダメ。
きっと今回のこのメニューは、地域によって評価もガラっと変わるかもしれません。
普段から甘酢餡に慣れている人には、きっとぶっ刺さるくらい美味しいことでしょう。
でも慣れてない僕のような方は、ちょっとだけ首かしげちゃうかな。
頼む!かつや!もう一回チャンスくれ!!
醤油餡か塩餡でもう一度出してください!
お願いします!
絶対にそっちの方が甘酢餡なんかよりも美味しんでお願いします!!