むらよし農園

面白いことが書ければと。

さよならHULK

爽やかな秋晴れの日曜日。

 

部屋の掃除をしていて、ふと断捨離スイッチが入る。

 

周りを見渡すと、一つのバッグに目が止まる。

 

「いやいやこれはない。」

 

これ売るわけはない。

これ手放したらもう二度と手に入らないんだから。

 

 

いや、でもな。

 

最後に使ったのは6年前だ。

それからはずっと壁にかけられ、インテリアの一部と化していた。

 

かなりデカいし、これからも使う予定はない。

断捨離のHow to本に書いてある通りにするならば、このバッグは処分する対象でしかない。

 

でもな・・・

 

悩みに悩み、僕は思い切ってメルカリに出してみることにした。

こいつを売ることが出来れば、僕はもうミニマリストまっしぐら。

 

そう意気込んで埃にまみれたバッグを磨くことに。

 

丹念にきれいにしていく。

かつての輝きを取り戻していくバッグ。

 

このバッグで海外に旅に出たな。

 

香港も中国もベトナムもカンボジアも・・・

 

murayoshinouen.com

 

バックパッカーになると言いつつどでかいメッセンジャーバッグで旅に出たんだった。

 

なんとも言えず懐かしい気持ちになる。

 

 

売りたくないな。

 

そんな気持ちが大きくなる。

 

でも、やるしかない。

 

写真を撮って、商品紹介の文章を書く。

 

気持ちが前に出過ぎた長文となった。このバッグがいかに希少性の高いものかを強調して書いた。

 

そして最後、価格を設定する。

 

売りたくない気持ちが高まりすぎた僕は、買った価格よりも高く、中々強気の価格設定にした。

 

以前同じタイプのバッグがメルカリで売られてるのを見ていたので、それよりも3万程高く出品したんだ。

 

これで簡単には売れないだろう。

 

変な安心感をもって出品作業を終えた。

 

 

 

5分後にバッグは売れた。

 

 

 

驚きとか悲しいとか色んな感情が出てきたが、一番に思ったのは

 

 

 

こんな高い金額でもこんなにに早く売れるならもっと高くても売れてたやん。

 

ってこと。

 

もう少しちゃんと相場を調べたりしとけばよかった。

メルカリってそういうとこあるよね。

売れないとつまんないけど、売れたら売れたでもっと高くても売れたんじゃね?ってなるよね。

 

だか、15年も前に買ったバッグが買ったときよりも高く売れたんだ。

文句は言うまい。

 

丁寧に梱包し、速やかに発送した。

大事に使ってくれますように。

 

そして現在僕のメルカリにはなかなかの金額が入っている。

 

これをどう使おうか。

 

ただの生活費の足しになんかしたくない。

 

このお金を生み出してくれたあのバッグのように長く愛せるモノに換えたいな。

生きてるだけで楽しみは尽きないのである。

バイバイ