どうしたかつや?
いやにハイペースじゃないか。
前回の『天津飯チキンカツ丼』からまだ3週間もたっていない。
年末に向けてラストスパートか?
うれしいんだが。
今回の期間限定商品の名前はズバリ、『タレカツ丼』。
これまでの限定商品の多くが『○○と△△の合い盛り丼』といったものが多かったり、前回の『天津飯チキンカツ丼』や昨年の『カツそば』のように、パッと見何を言ってるのか分からないようなメニュー名が多かった。
そんななか『タレカツ丼』である。
これまでの合い盛りシリーズでも人気の揚げ物であるタレカツをメイン使い。
これはもう間違いないですわ。
美味しいに決まってるよ。
こんなに安心して食べに行けるかつやは久しぶりだ。
ある意味ではおもしろくないのかもしれないが。
この大本命選手の実力を確かめに初日に食べに行く。
多くの人で賑わう時間帯に到着。
僕はすぐさま「タレカツ丼大盛り、Aセットと温玉」とオタク特有の早口で注文。
10分ちょっとで到着したタレカツ丼大盛りがこれだ。
茶色すぎて笑えてくるよ。
海老フライ2本、ささみタレカツ2つ、ヒレカツ1枚というラインナップ。
その下にはキャベツが敷き詰められている。
まずはタレカツを1枚持ち上げてみる。
相変わらずのサイズ感。
箸で持ち上げるのも一苦労なほどの重量感。
そしてやわらかくジューシーで甘めのタレにバッチリとピントが合ってる。
美味い。
やはり間違いないのである。
海老フライもタレカツとなることでいつもよりもレベルアップしている。
からしが合う。いつもよりも合う。
海老フライ、タレカツ、ご飯、海老フライ、タレカツ、ご飯。
どんどん食べ進める。
美味しい。
美味しいけど・・・
重い。
ボリュームオバケと化したこの揚げ物軍団に徐々にやられていく。
美味しいことは確定してるからおもしろくないなどと考えていた自分が甘かった。
めちゃめちゃおもろいよ。
何だよこのボリューム。
特に海老フライなんて凶器よ。
2本目の海老フライを食べ終えた段階で僕も最終兵器を投入。
温玉である。
これで流れを変える。
キャベツを敷いてる系の商品はすべからく温玉に合う。
これはこの世の真理。
そしてキツくなった時のためにとっておいたヒレカツが力を発揮する。
ボリュームと油感を前面に押し出した揚げ物しかないかつやにおいて、ヒレカツだけがヘルシーでさっぱりという役割を担っている。
つまりはヒレカツはかつやにおける箸休め。
案の定ヒレカツでお口はサッパリ(デブ)
まだまだいけるぞと一気にかき込んだ。
大満足。
美味しかった。今シーズンNo.1候補である。
シンプルなネーミング通りシンプルに美味い。それに強さも持っている。
かつやを完食後、飲みに誘われて居酒屋に行ったが、一切何も食べることが出来ないくらい満腹だった。
でも次もきっと大盛りでいきたい。
そしてタルタルを追加するのもあるかもしれない。
『タレカツ丼』というシンプルなネーミングながら、実力は今年No.1。
お腹を空かせてぜひとも食べてほしい一品である。