土曜の夜、久しぶりに家で晩酌をした。
僕は家ではお酒を飲まない『部分的ソバキュリアン』だったのだが、疲れが溜まっていたことと、久しぶりに何もない休日を過ごせることにテンションが上がって飲もうと思った。
また、スーパーで見つけたこれにグッと来たから。
そして思った通りめちゃめちゃ美味しかった。
久しぶりにビールを飲んで(3本)いつもよりも夜更かしをして(12時半)、いつもよりゆっくり寝ようと思っていたが、
起きたのは5時半だった。
いつもと全く変わらない起床時間。
これはいい日曜日になりそうだ。
眠たく重い体を引きずって朝食を作って洗濯をする。
久しぶりにきれいな晴れだ。
朝食を食べたら日曜市へ。
まだ8時前だというのに多くの人で賑わっていた。
じっくりと初夏の野菜を吟味した結果こうなる。
トマト、オクラ、パクチー、そして3種類の唐辛子。いつからここは東南アジアになったというのか。
しかしこれには理由がある。
昔にも書いたが、僕は辛いものが大好きである。
僕の愛読書である『BRUTUS』のこの号に、ブータンの話が書かれていた。
ブータンは、世界で最も唐辛子を食べる国だそうで、ほとんどの料理に唐辛子が入っているらしい。しかも調味料やスパイス的な使い方ではなく、野菜として使われているというから驚きだ。
僕はこの本に感銘を受け、毎日大量の唐辛子を消費する毎日を送ってきた。
しかし、あまりにも刺激の強いものを食べ過ぎては内臓によくないという情報を知り、最近は少し大人しくしていた。
一般人の2倍くらいの消費量に落ち着いていた僕の唐辛子ライフ(これまでは一般人の40倍は食べてた)、だが、先日見た孤独のグルメに、ブータン料理のお店が出ていた。
五郎さんが汗を流しながらブータン料理を頬張る。
あの憧れのエマ・ダツィ(ブータンの定番料理)を五郎さんが・・・
僕は、1人で外食しているときは80%くらいの確率で『孤独のグルメごっこ』をするほどのファンである。
そのくらい僕の好きな五郎さんがエマ・ダツィを。
僕のブータン熱は再燃した。
押し入れから雑誌を引っ張り出して読む。
こんな風に唐辛子をストックしたくて日曜市に行ったが、3種類しか買えなかったというわけ。
大量の唐辛子を買い込み、昼ご飯は唐辛子とパクチーを大量に入れた焼きビーフンを作った。めちゃ辛かったけど美味しかった。
そして午後に行った図書館でこんな本を借りた。
僕以外に誰か借りる人がいるのだろうか。
まぁ何が言いたいかというと、今猛烈にブータンにお熱なのだ。
ブータンの食生活もそうだけど、どんな生活をしてるのか、どんな言葉なのか、物価はどうか。
ていうかそもそもどこにあるのかも知らない。
でもまだ知らなくてもいい。
そのうちちゃんと調べる。
そして、絶対にいつかブータンに行くんだ。
その前に、代々木上原にあるブータン料理屋に行かねば。