今年も残すところ2週間ほどとなりました。
巷では「○○納め」のラッシュが始まっていることでしょう。
僕もそろそろ納めたいと思います。
そう。
今年のかつや納めをね。
かつやの2022年最後の期間限定商品が発表された。
まさかの2種類も。
『味噌たまカツ丼』と『味噌タルカツ丼』という二本立て。
2回行かないといけない。
簡単には納めさせてくれないかつやの粘り強さを感じた。
ここ数日の仕事の忙しさと、僕の社畜ぶりには目を見張るものがあり、毎日帰宅が23時を越えていた。
仕事終わりにかつやに行けない。
仕方ないので仕事中に行くことにした。
残業ファイターズたちが、必死にPCとにらめっこしてる合間にすっと抜け出してかつやへ。
なんとか初日に行くことが出来た。
普段おもしろいブログを読ませてもらっている服地パイセンから、先日かつやに行ったら大行列だったとの報告を受けていたので心配していたが、高知ではそんなこともなかった。
選ばれしかつや者だけでほぼ満席ではあったが。
席に着き、「味噌たまカツ丼」の大盛りをオーダー。
お腹はかなり空いている。
がっつりいきたい。
待つこと数分、甘い味噌の香りとともにそいつはやってきた。
美味しそうだ。
しかし、メニューの写真と卵の感じが違う。メニューだと煮込まれた感じの半熟卵なんだが、これはどう見ても温玉がのっている。
まぁいいか。
早速いただこう。
カツをかじる。
サクサクな衣に味噌がガッツリかかっている。
「甘い」
思わずそう口からこぼれるほどに甘い。
そして濃い。
かつやの期間限定メニューはなんというかホントに忖度がないよね。
「ちょっと濃すぎかな?」
「ちょっと甘過ぎかな?」
「ちょっと多いかな?」
そんな心遣いがほとんどない。
「この濃さでやらせてもろてます」感がすごい。
糖質がなんとか
脂質がどうとか
プラントベースフードがこうとか
そんなヘルシー志向全盛期の現代において、これだけ自分を貫いてるかつやという存在は本当に尊いものだ。
味噌カツの濃厚さを緩和させるべく下に敷かれているキャベツだって、味噌まみれで、濃さの手下のようになっている。
これよこれ。
かつやはこれよ。
このパンチ力こそがかつやの醍醐味よ。
卵を崩してみる。
確実に温玉である。
とてもいい仕事をしてくれる。
ここで注目すべきはご飯の色だ。
底の底までまっ茶色である。そら濃いわけだ。
卵で中和しつつガンガンとかきこんで完食した。
最後の最後まで味噌は手を緩めてはくれなかった。
久しぶりにハードな戦いとなったが、味噌たまカツ丼はとても美味しかったことを最後に述べておきたい。
サクッとしたカツが味噌をまとい、ご飯をどんどん進めてくれる。
普通以上に美味しいのである。
仕事で疲れた体と脳に直撃させれば、エンドルフィンが大量に放出されるはずだ。
最初の一口目の瞬間最大風力はトップクラス。
まぁ後半の一口はガチでしんどいんだけどね。
しかし、食べ終わりの達成感はなかなかだ。
いい戦いをした充実感に包まれる。
そしてこう思う。
「次は絶対に味噌タル丼にしよう」
とね。