人間とはそういうものだ。
お腹パンパンの時しかダイエットへの熱い決意は出てこない。
そしてこの理論はダイエットに限らない。
「よし、しっかり節約して計画的にお金を使おう」
そう決意するのはいつだってボーナスが出た後。
お金に余裕のある時しか、ちゃんとお金のことは考えれない。
お金ないときは様々な感覚がバグっているので、
「給料日まで1週間、残りは3千円。てことは今日はCoCo壱食べれるな。」
「手持ちが3万5千円で、諸々の支払いに3万円必要だから、2万5千円まではスロットで勝負できるな」
と、不正解の答えしかはじき出せない。
貧すれば鈍するのである。
そしてそして
オ○禁を宣言するのも賢者タイムの間だけなのだ。
つまるところ、人間というのは満たされている状態じゃないと先のことを考えることが出来ないということ。
そして僕はその代表選手。
いつだって満たされてるときだけは意識の高いことを言い、満たされなくなると自分の欲求に正直に生きてしまっていた。
その結果が現在のわがままボディである。
僕は先日、新日本プロレスの棚橋弘至選手とニアミスをした。
そのときに強く決意した。
逸材ボディになるんだと。
連日のワールドカップで、一流アスリートたちの強靭な肉体とメンタルを目の当たりにし、自分も昔はあんなんだったのに・・・
と切ない気持ちになっていた。
そのタイミングでの棚橋選手とのニアミス。
このタイミングしかない。
今が一番モチベーションが高まっている。
この瞬間を逃すことは出来ない。
モチベーションは鮮度が命。
「やるぞ」
という熱い気持ちのうちに動かないとすぐに冷めてしまう。
情けない自分とお別れをして、新しい自分に出会おうじゃないか。
これは、お腹いっぱいの今だから言っているわけではない。
満たされた状態での気まぐれでもない。
現在パニーニをかじりながら書いているが、それは関係ない。
全くもって満足していない、僕は自分の今の体に納得がいっていない。
そんな自分の体に対する強烈なハングリーからの決意だ。
「言い訳とダンベルを目の前に並べる、どれを取るかそれだけ」
「義務教育よりも大事な、ジムに今日行く」
般若のパンチラインが頭をめぐる。
どんなかっこいい服を買おうが、どんなコーディネートだろうが、着る体がかっこよくなければダメだ。
この体がスーツなんだから。
まぁ色々と語ってきた自分に一言いいですか?
黙ってやれ