ご無沙汰しております。
僕は元気です。
すごく元気だったんですが、忙しすぎて気が付いたら前回の記事から大分長いこと経ってました。
また真面目にブログ書きます。
先日、高知競輪場にて『全日本選手権自転車競技大会記念競輪』通称『全プロ』と呼ばれる競輪の大会があった。
歴史のある大会で、グレードレースではないものの、トッププロだけが参加する非常に豪華な大会なのだ。
そんな大会が高知で行われるのなら行かぬわけにはいかない。
忙しい合間をぬって観戦におもむいた。
土日の開催ということもあり、会場にはたくさんの競輪ファンが駆けつけていた。
一昔前の競輪場は、歯がない人か靴を履いてない人しかいない程の香ばしい空間だった。(今もいる)
競輪場の喫煙所なんて、『ゴリラパーク』と呼ぶにふさわしい程にパンパンのギュウギュウに香ばしいおじさんが詰め込まれて視界はゼロだった。
しかし今は違う。
若者も多くなったし家族連れだって珍しくない。
みんな歯も生えてるし靴だって履いてる。
好きな選手のタオルやグッズを片手に黄色い声援を上げる女性陣も多い。(ゴリパーは今もゴリパーのままだけど)
これはもう推し活といって差し支えないだろう。
アイドルのコンサートに行くのと何が違うというのか。
違いがあるとすれば、
黄色い声援を上げながら選手を応援する女性陣の横で、ガラガラのダミ声で選手を罵倒する歯なしのおじさんがいるという、ファン層の振れ幅だけだろう。
僕も自分の推しの選手を元気に応援していた。
推してる選手は何人もいる。
レースごとにいるんだ。
特に気合の入った後半のレースでは、自分でも驚くほどの大声を出していた。
選手が自分の前を走り抜けるたびに選手の名前を絶叫する。
最終周回に差し掛かる場面では、顔を紅潮させ、首に青筋を立てながら叫ぶ。
「三谷ぃぃーーーーーー!!!!」
「三谷届くぞぉーーーーーー!!!!」
「いいいいぃぃぃけぇぇぇぇーーーーーーー」
レースが終わる頃には汗びっしょりになっていた。
選手と同じように汗を流す。
推し活って素晴らしい。
僕の応援の甲斐もあったのか、三谷は無事に一着をとった。
なお三谷が頑張りすぎた結果、2着に入るはずだった選手が三谷に付いてこられなかったため車券は外れてしまった。
悔しい。
選手と同じように悔しがることも出来る。
推し活って素晴らしい。
土日の観戦を終えて、興奮冷めやらぬまに仲間と飲みに行く。
とても充実した時間だった。
推し活いいかも。
今後も推し活していきたい。
p.s. 土日だけで信じられないくらいの金額を失いました。
推し活ってお金かかるんだね。