むらよし農園

面白いことが書ければと。

運動神経のように考えるファッションセンス

なんだかあの人はいつもお洒落だな。

 

垢抜けてるというかなんというか、何着ても決まってるな。

 

ていうかどんな服着てもお洒落に見えるんじゃない?

 

 

そんな人って周りにいないだろうか?

 

色使いやサイズ感、流行を把握する観察力、TPOに合わせた服選びを出来るセンス。

 

お洒落に見える人には様々なスキルが備わっているように思う。

 

それではそのような能力は一体どのようにして身につけるのだろうか?

 

おそらくは、ファッションに関する興味を持ち、「服が好き」という気持ちこそが最も大きな原動力だとは思う。

 

それは中学生くらいから、ほとんど多くの人間が意識し始める。

 

自分の着ている服はかっこいいのだろうか?

あの先輩が着ている服かっこいいな。僕も欲しいな。

どこで服を買えばお洒落な人間になれるんだろう?

 

そんなことを考えながら、多くの人間は量産型の無難なファッションに身を包み、特に褒められも嫌悪もされない程度に街に溶け込んでいく。

 

しかし一握りの人間は、明らかに周りに比べて洒落た雰囲気を身につける。

 

何を着ても似合う。

何を着ても目を引く。

 

そんな人間は一体何が違うんだろう。

 

僕はファッションセンスとは、運動神経のようなものではないだろうかと考える。

 

生まれながらに持っていて、明らかに個人差が大きい。

そして遺伝的なものも大きい。

 

また、運動神経は生まれながらにして決まっているが、努力である程度どうにかなるという点も特徴だ。

 

ファッションセンスにも同じことが言えないだろうか?

 

あらゆる感性は生まれながらに持っていて、それを努力によって伸ばすことも無くすことも出来る。

 

そんな気がしてならない。

 

僕が普段から読ませてもらっているYMさんは、お洒落であることとモテることは別であるということを言っていた。

ymfresearch.info

 

つまりは、別に生まれながらにセンスがあろうがなかろうが大丈夫。

モテようと思ったらやりようはたくさんあるということ。

 

運動神経が悪くたって努力次第では戦えるフィールドまでは行けるんだ。

 

 

なぜ僕がこんなことを思ったかというと、

 

最近見てしまったからだ。

 

 

 

圧倒的な才能を。

 

 

ファッションセンスという能力を確実に持って生まれている人間を。

 

僕ら凡人がどんなに『Men’s FUDGE』や『MEN'S  NON-NO』を読み込んで研究したって届かない程の逸材に出会ってしまった。

 

 

僕の甥っ子だ。

 

先日久しぶりに甥っ子に会いに行き、ショッピングモールを歩いていた時。

 

おめかしした5歳児の甥っ子と手を繋いでいたんだ。

 

僕のような島人と違い、都会で生まれ育ってる甥っ子は、5歳児なのになんだか垢ぬけている。

 

かわいいなと思っていると、ふと甥っ子の腕に目が止まった。

 

腕時計かな?

 

なにかかっこいいものをつけている。

 

僕は甥っ子に聞いてみた。

 

「それ何?」

 

甥っ子はうれしそうに僕に見せてきた。

 

 

 

まさかのまさおくんだった。

 

 

緑色にちょっとだけ光ってるまさおくんだった。

 

 

おもちゃを身につけるなんてのは5歳児にはよくある話だ。

 

ポケモンにアンパンマンに仮面ライダーにと、この年頃の子は好きなキャラがたくさんだ。

 

しかし、そんな数々の人気キャラクターをおさえ、クレヨンしんちゃんのキャラの中でも、へたらキャラとして名高い『まさおくん』をチョイス。

 

そのセンスに脱帽である。

 

僕の言うようにファッションセンスが運動神経のようなものだとしたら、完全に大谷翔平クラスだろう。

これは敵わない。

 

僕にはそこのところで思いっ切れる程の自信はない。

やはり生まれ持った才能とはあるものだ。

 

 

一般人である僕は、せいぜい清潔に見えるように頑張ろうと心に固く誓った出来事である。

服地パイセン

の記事を読んで勉強します。