僕は卵料理では断然目玉焼きが好きだ。
どんな料理にも目玉焼きをのせたい。
そう思ってこれまで生きてきた。
フリーター時代は、朝食に目玉焼き食べ過ぎて、バイト先の人に
「君は毎朝、目玉焼きの匂いがするね」と言われたこともあるくらい。
そんな目玉焼き派の僕にも最近変化が現れてきた。
前はそんなに好きじゃなかったのに、最近になって急に評価を上げてきたやつがいる。
それが卵かけご飯。
通称TKGである。
僕は小さい頃から、TKGよりも目玉焼き丼のほうが好きだった。
世の中の人の多くが卵かけご飯ばかりをもてはやし、ついにはTKGなどという略語まで作り上げる中、僕は硬派に目玉焼きをご飯にのせ続けた。
しかし、最近どうも雲行きが怪しいのである。
なんていうか、そのうまく言えないけど
TKGめっっっっっちゃ美味しくない？
コスパとかホントにヤバくない？
作る手間とパフォーマンスが、いい意味で全く釣り合ってなくない？
毎回いいの？ってなる。
こんなに簡単にこんなに満足してもいいの？とね。
手間暇かけて作った料理を軽々超えてくるその満足度。
一体どうなってるの？
TKGの美味しさの謎は一旦置いといて、
多分、TKGにも多くのこだわりを持っている人が多いと思う。
例えば以下の点とか
・卵はそのまま入れる派か、混ぜて入れる派か。
・醤油などの調味料はどのタイミングで入れるのか。
・トッピングはあるのかないのか。
・味付けは何がベストなのか。
あげればキリがないが、僕のこだわりは以下の通り。
・卵はちょっといいやつ
・ご飯は炊きたて
・卵はごはんに直接割り入れる
・そしてあんまり混ぜない
・調味料はご飯に先に混ぜておきたい
・そしてその調味料は久世福商店の『海苔バター』、たまに醤油
・トッピングとかは基本なしだが、たまに黒胡椒
以上である。
そんなにこだわりなんてねーよ。と思ってたが、なかなかのやかましさだ。
炊き立ては卵に熱が入るからダメみたいな話も聞いたことがある。
でも、むしろ熱入れ！くらいの熱々の炊き立てご飯が好きなんです。
そして、卵を混ぜないことについても、
しっかり混ぜないと卵の『ドゥルン』とした感じが残るから嫌だという意見もよく聞くし、よく分かる。
でも僕は『ドゥルン』が好きなんです。すみません。
あと、久世福商店の『海苔バター』は人類の発明100選に入っててもおかしくないです。
マジ美味いっす。
こんな感じのTKGのこだわりが知りたいし、人のこだわりを見たい欲求に駆られている。
みんな教えてください。
絶対真似するので。
