先月の『秋の海鮮フライ丼』では珍しく魚介類をメインにしていたかつや。
その反動なのか、今月はこれぞかつやというバカみたいな商品を出してきた。
その名も『牛豚鶏のプルコギビビンカツ丼』

もう最高である。
かつや自身も海鮮を頑張った先月はフラストレーションがたまっていたのかもしれない。
新商品会議もさぞ盛り上がったことだろう。
海鮮派閥の人々を追いやり、保守本流は『肉』だということを改めて見せつける形となったに違いない(違う)
10月10日から販売開始となったこのビビンカツ丼。食べたい気持ちをグググっと抑えて13日の月曜日に食べに行った。
祝日なので日中は混むだろうことは分かっていたので早めの11時に入店。
店内には多くのお客さんがおり、驚いたことに多くの人が『プルコギビビンカツ丼』を注文していた。
これが韓流ブームか(違う)
僕も負けじと注文をする。
店員さんに
「温泉卵はお付けしてよろしいですか?」
と聞かれる。
もちろん黙ってうなずく。
温泉卵をつけなければ110円安くなるらしい。
温泉卵をつけない選択をする人間など果たしているのだろうか?
全ての食べ物に乗せていてほしい。
待つこと10分。
とうとうやってきたプルコギ丼がこれだ。

イメージ写真に比べるとやや大人しめの印象である。
だが確実にうまそうだ。
丼の上にいるのはロースカツ、プルコギ、ヤンニョム風から揚げ、キャベツに温泉卵だ。
どう考えても美味い。
早速いただこう。
まず一番気になるヤンニョム風鶏から揚げからいこう。

完全にから揚げである。
なんかこうヤンニョムの要素が薄い気がするし、そもそも僕はヤンニョムチキンを食べたことがないから何とも言えない。
ただ美味しいから揚げだ。
サイズ感もいいし戦力として申し分ない。
次にプルコギだ。

完全においしい。
完全に焼き肉定食の味。
味の濃さ、ボリューム感、大満足。
これだけでどんぶり作ってもいいくらいだし、温玉との相性も最高だ。
そして最後にロースカツであるが、
正直ロースカツが一番美味しかった。
かつやがトンカツ屋さんだということを改めて思い出す結果となった。
かつやのHPによると、「ロースカツにはピリ辛のビビンバソースを合わせました」とあるが、僕の鈍感な舌には1ミリもビビンバを感じることは出来なかった。
だがかつやのロースカツが美味しいんだということは十二分に感じることが出来たのである。
今回の『牛豚鶏のプルコギビビンバ丼』からは韓国の風を感じることは叶わなかったが、いつも通り、いやいつもより色濃くかつやを感じることが出来た。
是非皆さんも食べてみてはどうだろうか。
僕はかつやのロースカツの味を再認識したので、シンプルにソースカツ丼食べます。
