先日、12月9日金曜日に高知に新日本プロレスの興行がやってきていた。
昨年来た時は観戦に行ったのだが、今回は忙しくて行けそうになく、泣く泣く断念していた。
そのため、興行が近づいても全く意識の外にあった。
そして、興行前日の木曜日、久しぶりにエニタイムへトレーニングへ行こうかと仕事を急ピッチで仕上げていた。
しかし、忙しかったことと疲労と体調不良を言い訳にして結局行かなかった。
そして本日、ネットサーフィンをしていると、新日本の逸材である棚橋弘至選手のブログにたどり着いた。
グーグルのおすすめ的な感じで出ていたのだが、そのタイトルが「ルート高知」というものだった。
そこで、件の興行のことを思い出す。
あーそういえば来てたな。
そう思い、読んでみる。
内容は、木曜日のもので、福岡から高知への移動の様子が写真とともにつづられていた。
そしてそのブログの最後、こう書かれていた。
「到着して、エニタイムへ」
なんと、試合の前日の調整としてエニタイムでトレーニングをしたというではないか。
なんてことだ。
奇しくも僕が久しぶりに行こうとしていた日に棚橋選手が来ていたというのだ。
しかも、移動にかかった時間などを考えると、遭遇できていた可能性は十分にある。
バカが!!
疲労?
体調不良?
なめんな!
そんな甘えたことばっかり言ってるからこんなチャンスを逃すんだ!
僕はしばらくショックから立ち直れなかった。
僕が普段から行ってるジムで、あの逸材ボディを目の前で見ることが出来ていたら。
どんなトレーニングをしてるのか見ることが出来ていたら。
ワンチャン、握手とかしてもらえたとしたら。
ダメだ。
どうやっても、あのとき甘えた考えで家に帰った自分を殴る方法を探すこと以外考えられない。
タイムマシーンってまだ売ってない?
ボーナス出たからなんとか頑張るけど?
いやーこれはショックだ。
これは単純に、憧れの選手に会いたかったというミーハー根性で言ってるんじゃない。
長年プロレス界を牽引してきた棚橋選手の鍛え抜かれた体を見れば、
その体を維持するための厳しいトレーニングを見れば、
トップスターだけが纏えるあのオーラを感じることが出来ていれば、
僕のこの情けないほどの甘えん坊根性に、確実にハイフライフローが決まっていたはずだ。
自分で自分に喝が入れられない僕には、こういう刺激が必要だったんだ。
しかしその機会は指の隙間からこぼれ落ちた。
もうね、マジです。
これからは、マジで自分を甘やかすことなく、ジムに行く。
逸材ボディを目指して。
絶対に行く。
いや、行けたら行く。
体調とか悪くなければ。