家から離れて少し、色んな作業したり考え事したりしたいことってあると思う。
そういう時どこに行きますか?
スタバ派、コメダ派、ドトール派・・・まぁWi-Fiもあって綺麗で美味しいところが浮かぶんじゃないかな。
でも僕は喫茶店の方が好き。
それも、明るくてワイワイしてるキラキラ喫茶店じゃなく、うっすら暗くて、うっすら汚くて、妙に落ち着くところがいい。
そしてそれはこういうとこ。
店内のメニューには亜羅琲珈と書いてあるが窓にはひらがな表記とはこれいかに。
高知市のど真ん中。
目の前にあの有名な『はりまや橋』を望む立地。
しかし、ほとんどこの喫茶店に目を向ける人はいない。
そのくらい街のなかに溶け込んでいる。
この店を見ることが出来る一部の人間のみに開かれた小さな隠れ家である。
カランコロン
時刻は昼どきを過ぎた14時。
僕以外に客は二組。
僕はいつもの窓際の席に腰かけた。
丸刈りにビシッと制服を着こなす清潔そうな店主がお水とおしぼりを持ってくる。
熱々だ。
夏の暑い中この熱々のおしぼりが逆にいい。
おじさんらしく顔をゴシゴシ。
頼むのはアイスコーヒーでもホットでもない。
僕はいつもこれ。
氷カフェという名のこのメニュー。
KORI-CAFEという表記もあるのでどっちが正解かは分からない。
コーヒーを凍らせたクラッシュアイスに牛乳を注ぐというもの。
ただのコーヒー牛乳と思うなかれ。
明確に違う。
徐々に氷が溶けだして味が変わっていくこの感覚は氷カフェだからこそ。
とても美味しい。
飲みながら色々していきたいんだが、Wi-Fiなんかはないのでスタバよろしくドヤ顔でmacカチカチするわけにもいかない。(そもそもmacじゃない)
とりあえずスケジュールの整理と、自分の考えの整理の時間にする。
最近ホントに集中力がなく、こうやって無理やりこんな時間を作らないと、自分の予定や考えを整理できない。
これは熱中症なのかコロナなのか若年性のアルツハイマーなのか。
結局このまま1時間じっくりと過ごす。
店主の出してくれる熱々のほうじ茶が退店の合図。
いい時間だった。
その後図書館へ行き、少し本を借りて帰宅。
その後打ちっぱなしで練習をして今日を終える。
今、遅めのお盆休みをもらっている。
先々週くらいから、どうやって過ごそうか色々計画してたけど、実際始まってしまえばいつもの休日となんら変わりない過ごし方をしてる。
朝から洗濯に掃除にと大忙し。
だがそれでいい。
この休みはどこにも行かずにゆっくりするって決めたんだから。
なにかしなきゃというプレッシャーは休日には邪魔だ。
そのうちなんか予定入るやろくらいにどーんと構えていこう。
とりあえず美味しいものでも食べまくろう。