夏に見たい作品
夏といえば・・・あまりにも多すぎるな。
これまで見てきた映画やドラマで夏にこそ見たいと思うものを考えてみよう。
素晴らしい作品というものは、いつ見ても素晴らしい作品である。
そんな普遍的な名作というよりも、夏だからこそというものをチョイスしたい。
絶対的な条件として、『エモい気持ち』になれるかどうかだ。
その1点のみに絞りいくつか紹介しよう。
1.『色即ぜねれいしょん』
作家・みうらじゅんさんの自伝的小説を田口トモロヲさんが映画化した今作品。
主演は渡辺大知、他にも「GOING STEADY」の峯田和伸や「くるり」の岸田繁、リリーフランキーなどが出演している。
この時点でもう面白いことは分かってもらえるだろう。
男子高校生のモヤモヤした感情やキラキラした青春。もう戻ることが出来ないあの時代へのジェラシー。
色んな感情が溢れること間違いなし。作中で峯田の歌う曲も最高だ。
フリーSEXの島があるなら僕も行ってみたいし、オリーブにも会いたい。
「さよならだけの人生じゃ、つまらねえぞ」
2.『スタンドバイミー』
はい。ベタですみません。
これしかありません。もうこれです。
みんなで線路歩くしかありません。
説明いらないでしょうね。名作です。夏は名作を見る季節です。
以上!
3.『ポンキッキーズ』
映画でもドラマでもないポンキッキーズ。
ずいぶんテイストの違うチョイスに驚くかもしれないが、僕が小学生の頃、夏休みに見ていた番組と言えばこれなんだ。
番組で流れる楽曲がとにかく最高だしメンバーもめちゃ豪華。
スチャダラパー、安室奈美恵、鈴木蘭々、和田アキ子、米米CLUB、斉藤和義、大江千里などなど、よく集めたなというキレキレのキャスティング。
全ての楽曲が僕にとっての夏の歌だ。
エモさしかないこの楽曲たちのなかでも最も夏なのが、大江千里さんの「夏の決心」だ。大人になった今でも夏の間は何度も聞く。
夏休みは短い
やりたいことが目の前にありすぎて
今日までまだ 誰も知らない 眩しい時を僕が君に見せてあげる
4.『耳をすませば』
ジブリ作品で一番好きなのはもののけ姫だが、夏に見たいのはこれだろう。
大した理由はない。
でも、あまりにも眩しすぎる雫たちの青春をみて悶え苦しみたいという僕のディフェンシブな部分が現れた結果だ。
奥歯を噛みしめながら、もう戻ることは出来ない青春時代に思いを馳せたい。
5.『シコふんじゃった。』
もうこうなったら夏とか関係ないと思うじゃん?
でも実は2022年秋からリメイクというか、その後の物語を描く『シコふんじゃった!』が『Disney+』で有料配信されるらしいから、この夏に見返すのもあり。
本木雅弘主演。学生相撲を舞台に弱小相撲部をコミカルに描いた作品。
こんなふざけたタイトルなのにブルーリボン賞、並びに日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞している。
いまだかつて学生相撲というマニアックな世界を描いた作品があっただろうか。
相撲ですらマニアックなのに。
でもめっちゃおもしろい。普通に声出して笑えるくらい。
こんなに熱くなれることが今後の人生にもあるのかな?そんな風に少しセンチな気持ちにもなる。
あともっくんがかっこよすぎる。
とりあえずこの5作品かな。
全くもって参考にはならないだろうし、見たいと思えるものがなかったかもしれない。
僕も、こんなに出てこないものかと自分で驚いている。
とりあえずみんな『夏の決心』聞いて残りの夏を楽しみましょう。