これ以上ない天気。
洗濯山ほどやっつける。
少し、ホントに少しずつだけどスイッチ入ってきた。
ダイエットのヤル気スイッチが。
休みなのに早起きできたしいい活動が出来た。
午後からは何してやろう。
とりあえず本読んで、掃除して、ジム行って、晩ごはんもいいの作ろう。
なんて思いながら昼ごはん作ってた。
めっちゃ食べ過ぎて、気が付いたら16時まで昼寝してた。
なのでなんにもしてません。
スイッチ?
押してません。
書くこと?
ありません。
でも20時頃これじゃダメだと思って外に出てみた。
お水を買いに近くのスーパーまで歩いてみた。
こんなに寒かったんやな。
でも心地よい寒さが『何かをしてる感』を演出してくれた。
今日何にもしてないからね。
スーパーに着いてお水と炭酸水を買って帰る。
帰り道、向こうから若い女性が二人歩いてきた。
恐らく近所の大学生だろう。
なにやら楽しそうに話をしている。
一人はメガネをかけ、長い黒髪の清潔感のある装い。
パッと見た印象は『真面目そう』である。
もう一人は茶髪のショートカット、よくいる大学生っぽい若々しい服装。
パッと見の印象は『大学入学で少し弾けた』みたいな。
まぁいわゆる普通の少し地味な女子大生二人組だった。
そんな二人の会話がすれ違い様に聞こえてきたのだが、
「やっぱり体の相性って大事でね?」
「分かる~ 」
というものだった。
一切顔色変えず振り向かず一分ほど歩いて
「体の相性って大事だと?」
とあの二人の印象からは想像もできない言葉を反芻していた。
どっちだ?
どっちが嘘ついてるんだ?
大事だと言った方か?
分かる~と言った方か?
などと失礼なことを思いながら家に帰った。
家トレをする。
サボっていた分キツく感じるが、やり始めたらなんてことない。
インターバル中
鏡に映る少しポッチャリしてしまった自分の体を眺める。
「体の相性か~」
さっきの女子大生の言葉が甦る。
やはりもっと引き締まってる方がいいのかな?
それともこのちょっとムッチリしてるほうがよかったりするのかな?
いやいや結局は相性だから相手次第か~
などと意味のない心配をしてた。
33歳にして何をあんな小娘達の言うことに引きずられてるんだ。
トレーニングを終えて、お湯を張ってゆっくりとつかる。
ちょっと長湯しよかな。
半身浴でじっくり汗かこう。
10分程経ちじんわり汗をかいてくる。
「体の相性か~」
自然と口にしていた。
いつまで残ってんねん。
おじさんが。
言い方が合ってるかは分からないが
もう少し派手で、遊んでそうなギャルが言っていたら別にこんなに心には残らなかっただろう。
彼女達のあの雰囲気、あのビジュアルだからこそこんなに興奮するんだろう。
えっ?
興奮してたん?
だから何回も思い出すん?
どっちが言ってたらよりいいかな~やっぱりあの黒髪のほうかなー?
いや、でもあの娘には分かる~の方でいてほしいな~
分かってないのに分かる~って言ってるのが1番萌えるな~
体の相性が大事ってのはその通りだと思う。
見た目や性格、食の好みや趣味など、異性を好きになる様々な要因の一つとして避けては通れない。
むしろ一番なのか?これが合わないと長く付き合っていけないんじゃない?
てことはヤってみないと分からない。
ヤってから始まる恋もありっていうかそれこそがベスト?
いやいやめっちゃ女子大生の会話に揺さぶられてるやん。
そんなこんなでしっかり長湯してしまってた。
家から全然出ずにダラダラしてるからほんのちょっとの人との接点が深く心に残ってしまったんだろうな。
もうちょい出よう。
明日はもっと動こう。
それにしても
体の相性か~