少しばかりイレギュラーな1日を過ごした日曜日。
帰ってからしばらくは横になって動けなかった。
疲れた。
何かはしないといけないが何をすればいいか分からない。
スマホを見てる場合ではないのは分かっている。
動きだして!僕の体!
動かない体にムチを打つため脳内にももクロの『走れ!』を流す。
いける。
のそり立ち上がった僕は、台所に立つ。
日曜市で買って来ていたブロッコリー二つをさばいていく。
お湯をたっぷりと沸かし、ブロッコリーを茹でる。
茹ですぎず、硬めに茹でるのが僕の好み。
そして茹で上がったものをタッパーに詰めていき、粗熱を冷まして冷蔵庫へ。
これが、明日からの僕の体を作る大事な食事になる。
体を鍛えている人にとって、ブロッコリーはなくてはならない食材だ。
しかし、少しばかり調理をするのがダルい。
レンチン派の人もいるだろうが、うちにはない。
あえて置いてない。
だから茹でる。
今食べるわけではない。
明日以降の自分のために茹でる。
この、ほんの15分程度の行動が、明日からの僕を助けてくれる。
コロナから復帰し、日常の生活を送っている。
食事も普通にしてるし、運動もしている。
咳は減ったし、喉の痛みもない。
しかし、一つだけ治らないものがある。
それが朝の不快感だ。
起きてから1時間ほど、痰が出るし、喉から鼻にかけて不快感がある。
気持ち悪くて、なかなか活動に移ることが出来ない。
そのため朝食を食べる気持ちにならない。
だから、最近は毎朝ブロッコリーを食べてる。
食欲はないが、ブロッコリーとプロティン。
これで、昼までをしのいでいる。
そしてお昼のお弁当にもブロッコリーを持っていく。
だから、ブロッコリーは今の僕にとってなくてはならない相棒だ。
食べきるのに3日ほどかかる。
無くなればまた買ってきて、
明日の自分のために茹でるのである。