だめだ。
毎日が毎日すぎる。
『毎日がエブリデイ』←これは昔海外旅してたときの日記に殴り書きしていた僕の名言。
ホントに全くもって何も起きてないし起こせない。
朝昼と節制した食事しといて晩ごはんで暴食したくらいの記憶しかない。
つけ麺の大盛に炒飯の並頼むのやめれ
写真撮る前に炒飯食べるのやめれ
朝と昼に我慢した以上の糖質摂るのやめれ
ということで今日はちょっと前にも書いた、雑誌『BRUTUS』のバックナンバーから僕がお気に入りのやつでも紹介する。
前回はたしか『辛いから旨いから』
murayoshinouen.hatenablog.com
辛いもの好きな僕にとっての火の玉ストレートなタイトル。
今回はこれ
『町の中華』 2016年10月15日号
タイトル、写真、色
全てにおいて手に取ることを躊躇わせない。
『町中華』という言葉が市民権を得て久しいこの頃。
あえて町「の」中華にしているところにセンスが光る。この「の」は簡単ではない。
そしてサブタイトルの
「それは毎日のレストラン」
いいよね。
とにかくお腹空く雑誌
雑誌のなかで
僕の大好きなフードエッセイストの平野紗季子さんが
「町の中華って、ただ腹を満たすだけでなく、癒しの場でもあるような気がします」
と言ってる。
僕もその通り…あれ?
あっこれはあんまり刺さってないゎ。
平野さんがかわいいだけでこの言葉はあまり刺さってない。全然共感してない。
危ない、かわいさに騙されて魂売るとこだった。
雑誌のなかで
『編集長!ここは懲役4年でどうですか』などの著者で知られる町中華探険隊の隊長北尾トロさんが
「いつまでもあると思うな町中華」と言っている。
ずっと続くと疑いなく思っていた店がある日突然閉店してショックを受けたという経験はみんなもあるんじゃなかろうか。
よくいっている店はすぐに気付くだろうが、普段の生活のなかに溶け込み、景色の一部になっているようなお店は閉店してもほとんどの人に気付かれぬまま人々の記憶から消える。
そんなこと許せないよね。
自分の知らない味、うまい店ならではのヴァイブス、常連に紛れるライブ感
体験してないことがたくさんあるなんて嫌だよ。
今年の3月に愛宕商店街にある『玉華園』が閉店した。
大好きでホントによく行ってた店だ。
閉店の張り紙見たのは閉店して1週間くらいたってからだった。
泣いた。
張り紙から溢れる店主の人柄に泣かされたのもあるが、食べたいと思っても一生食べれないという現実に打ちのめされたよね。
二日酔いの日は仕事抜け出して食べに行ってた。何度も何度も甦らせてくれた。
仁淀川くらい透き通ったスープの中華そばも、3品セットについてくるカリッカリの揚げ餃子も、揚げ餃子の甘酸っぱいタレも
見たことない形とタレで出てくる唐揚げ定食も、何分置いても火傷してしまう春巻きも
常連のタクシー運転者さんがソースびしゃがけして食べてた焼き飯も
もう食べれない。
赤いテーブル
初見殺しな相席の仕方
変な形の座敷
あー行きたいなー
自分がもういけないのはまだ許せる。
何回も行ってたし心に刻んでるから。
悔しいのはもっといろんな人に紹介したかったってとこ
前書いた「たこ焼きハウス逢坂」もそうだけど
murayoshinouen.hatenablog.com
いいのか高知県人?
こんな店がどんどんなくなっていくんだよ
ばんらいけんも、大黒家飯店も、いつのまにか閉店したんだぞ。
いい店いこうぜ。
自分のお気に入りの店がいつまでもあるなんてことない。
あらためて感じた。
よし
昨日外食減らすとか言ってたけどそんな場合じゃなくなった。
いい店に外食に行こう。心がゆれるいい店に。
とりあえず明日
CoCo壱いくか。