むらよし農園

面白いことが書ければと。

夏はじまる

最近自転車を新しく購入した。

 

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新品の自転車は乗り心地もよく、久しく忘れていた自転車に乗る楽しさを思い出させてくれる。

最近は自転車と言えば『競輪』のことしか考えられなかったので、健康的になったものである。

 

先日の日曜日、久しぶりに快晴。

「夏、はじまりました」と言わんばかりの晴れっぷりに、僕は胸を躍らせて自転車にまたがる。


普段なら絶対通らない道を通ってお出かけをする。

 

夏のスタートダッシュを決めるために半袖短パンの虫取り小僧スタイル。

夏らしいキャップにサングラスをかけたら、一足お先に夏いただきます。

 

大通りを避けて山沿い川沿いの道を進む。

ものすごい遠回りだがそこは気にしない。

 

無性にチャリが漕ぎたいんだ。

見たことない道を進みたいんだ。

 

そんな中年モラトリアムな気持ちをぶつけながらペダルをこぐ。

 

車だと15分か20分で着くような場所に40分ほどかけて到着した。

何度も道に迷いそうになったが、スマホなど見ずに直感でたどり着けた。

 

少しの買い物を済ましてすぐに自転車に乗る。

 

今度はまた違う道を使って帰ってみる。

 

急勾配の山道を、ギアを軽くしてどんどん漕ぐ。

吹き出す汗、じりじりと肌を焼く日差し。

 

足を着かずに登り切った山道の上には涼しい風が吹いていた。

 

軽快に下り切った後はその余韻のままにダラダラと田舎道を走らせる。

 

すごく楽しかった(34歳)

 

1人で自転車に乗って買い物行っただけなのにすごく楽しかった(34歳)

 

そして、次の休みは自転車でどこに行こうかと考えるだけでワクワクしている(もうすぐ35歳)

 

次は今日よりも遠出しよう。

どんどん距離を伸ばしていこう。

最終的には室戸まで行こう。

100キロ

室戸で昼ご飯に金目丼を食べようと思ったら何時に出発しなきゃいけないんだろう。

 

100キロ漕げるかな?

まぁ僕はビワイチをクリアした男だしな。楽勝だろ。

 

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なんだろうこのワクワクは。

初めて自転車を買ってもらった5歳の時、なんにも用事ないのに近くの保育園まで自転車を漕いだあの日の気持ちが戻ってきた。

暗くなりつつある夕方なのに、母親の目を盗んで家を飛び出したあの日の気持ちを。

 

さぁ来いよ夏。

 

今年もバチバチやり合おうじゃないか。

僕は、暑ければ暑いほどテンションも上がるし調子も上がる。

 

そう、国見比呂のようにね。

 

年々レベルアップする夏の暑さに負けないように、みんなも気合い入れていきましょう。