休みももうすぐ終わる。
何をしたらいいんだろう。
今しかできないこと。平日に休めてる今だからこそ出来ること。
よし。
うなぎを食べに行こう。
先日立てた、「美味しいうなぎを食べる」という目標を忘れていた。
詳しくは上の記事に書いているが、うなぎを長らく食べてなかったことで、味を忘れてしまったんだ。
この記事で食べたうなぎも美味しかったが、高知には美味しい店がたくさんあるはず。
そこで、自信を持って「ここが美味しい」と言えるように、自分で食べて回ろうという寸法だ。
今回行く店は『かね春』
高知でも屈指の人気を誇る超有名店だ。
うなぎの食べ比べ2店目にこんな優勝候補を持ってくるのはどうかと思ったが、人気すぎて、土日なんかには入れないとの噂を聞いたので、今日にした。
さて、このかね春は少しばかり入店方法がややこしい。
まず開店時間は11時である。
しかし、その時間に行っていては食べることは出来ない。
入店の予約というか、受付をしなければならない。
そしてその方法は電話やメール、SNSなんかではない。
朝9時半から店頭に出てくる受付表に名前を書きこむというアナログスタイルだ。
これは、毎日超行列が出来るために考え出された方式だ。
ちなみに書きこむ内容は、名前と人数と車のナンバーだ。
HPにも詳しく書いてあるのでそちらをチェケラ。
かね春|高知市にあるうなぎ料理専門店 (kaneharu.jp)
朝トレーニングをして、洗濯や掃除をしていざ出発。
僕はいくら人気店だろうが、平日にそんなに人が来ることはないだろうとたかをくくり、9時25分に家を出た。
到着したのは9時45分。
受付表にはすでに8組のお客さんが名前を書いていた。
すごいな。
僕は9番目に名前を書き、お店の方に聞いてみた。
「この順番だと、開店と同時に入れますか?」
お店の方は
「ん~多分入れないですね。」
やらかしたー。
ちゃんと9時半ぴったりに行けばよかった~。
しかし店員さんは続けてこう言った。
「ただ、この○○さんが、開店と同時には来れないかもと言っていたので、この方たちが来なかったら入れますよ」
すなわち、開店と同時に来ておけよということ。
開店まで1時間以上あるので僕は近くの図書館で時間を潰した。
淡い期待を胸に開店5分前にお店へ。
そこには思ってた5倍人がいた。
そして駐車場の車は半数以上が県外客だった。
なんとか駐車し、他の人同様入り口の前に立ってみる。
ちょうど僕の手前で満席と相成った。
世知辛いぜ。
気を取り直して30分後にまたお店へ。
受付を見ると、まだ1巡目のままだ。
しばし待っているとようやく入店。
4人席に案内された。
1人で座るの超気まずいのだが仕方ない。
僕は迷った末にうなぎ丼を注文した。
重より丼の方が食べやすくて好きだから。
待つこと20分ほどだろうか。
うなぎ丼が来た。
わざわざ蓋をしているところがいじらしいよね。
ドキドキしながら蓋を開ける・・・
完璧です。
100点のビジュアルです。
見ただけで分かる。
美味いやつ。これ絶対美味いやつ。
旨いじゃなくて美味いやつ。
パリッとした焼き上がりが見て取れる。あまりにも美味しいそうなものを目の前にすると、つい口に入れるのを焦らしたくなる。
しかし美味しい瞬間は逃せない。
思い切っていく。
あーーーはい。
これはあれだ。
美味しいやつだ。
分かるもん。
パリってよりサクッとした焼き上がり、それでいてふっくらとした身が口の中で消えていく。
タレはあまりかかっていなく、かけたい人はご自分でどうぞというスタイルが僕好み。
かけなくても十分に美味い。
全体的に上品さを感じる。
また、お米も美味しく、少し硬めの抜群の炊きあがり。
そして・・・
ご飯のなかにもうなぎが隠れているというビッグサプライズ。
うなぎ1本は伊達じゃない。
もう恐いものなし。
一気呵成にかきこむ。
うなぎはこういう風に食べると「美味しんぼ」に教えてもらったからな。
仁淀川山椒の清涼感を途中で足すのもあり。
最後の最後までうなぎの美味しさを堪能できた。
そして、うなぎ丼の脇を固める、鱧吸いやうざくなども全てがハイレベル。
大満足でお店を後にした。
初めて行ったが、人気なのが分かる。むしろこの値段でこの待ち時間で食べれるのはお得だと感じた。
しかし、僕はまだうなぎを食べ慣れていない。ここのうなぎが本当に美味しいのかはまだ分からない。ほかにもお店はたくさんあるのだから。
僕のうなぎ道はまだ始まったばかり。
これからもガンガン極めていく所存だ。
しかしながら、終わってみればここが一番美味しかったなという可能性も全然ある。
そのくらい美味しいうなぎでした。
また次回。