3月31日。
7時過ぎまで寝ていた。
昨夜の深酒からなかなか起きれなかった。
熱めのシャワーを浴びて職場へ向かう。
今日は年度の最終日。
気のせいかもしれないが、新しい何かを予感させるような雰囲気に満ちている。
今日も朝から大忙しとなった。年度内に出さなければならないものや新年度のスタートに必要なもの、そして大量のゴミ出し。
ペーパーレスだなんだと言われているが、まだまだ日本は紙社会だ。
いるのかいらないのか分からない書類が山ほどある。
シュレッダーは朝から煙を吐きそうなほどフル回転。
マル秘と書かれた書類を大量に廃棄するためには必要かもしれないが、そもそもマル秘にするようなもの紙にして大量に配ってくれるなよ。
目を通してすぐ廃棄するような資料用意するなよ。
ほとんどの人間にとって全く意味のない資料を、何ページにもまとめて冊子にしてくれるなよ。
自己満足の塊みたいなまとめ資料をドヤ顔で会議に持ち込むなよ。
読めば分かるような内容を延々と説明するなよ。
「見ていただいたら分かりますが・・・」
って言いながら内容読むなよ。
見て分かるなら見させてくれ。
そろそろ時間と資源の無駄使いだって気付いてくれ。
いかんいかん。こんなことが言いたかったんじゃない。
忙しく仕事を終える。
最終的に部屋もピカピカに掃除していた。
有吉軍曹がよくラジオで
「人生に区切りなんかない、毎日が新しい1日なんだ」
と言っており、僕もその通りだと思う。
それでも、こういう年度の替わるタイミングに大掃除とかしちゃう日本人の感覚は嫌いじゃないんだよな。
僕みたいな人間は、節目節目に気合を入れないとやっぱりダラけちゃうもんね。
たかが年度の最終日ってだけなのになんだか不思議と寂しい気持ちになるな。
今日の天気も寂しさを隠し切れず、ずっと雨だ。
そんな寂しさも一緒に高知市の可燃ごみ焼却施設に大量の紙ごみを持ち込んだ。
そしてその寂しさを埋めるために『岡本食堂』そばめしをテイクアウトした。
時刻は15時30分。そう。おやつだ。
お昼ご飯はしっかり食べていたのにな。
年度末だからだな。
ベラボーに美味しかった。
さぁ、年度の納めに飲みに行ってくるか。(3日連続)
今日は、退職される上司の送別会を。
こういうご時世なので会社として大々的に行うことは出来ない。
それでも何にもなしにってのは寂しいじゃないか。
なので若手有志数人でささやかな飲み会をしようという粋な計らい(自分で言うな)
上司の行きつけのこじんまりとした家庭料理の店。
そんなたいそうなプレゼントは出来ないがボトルを一本プレゼントした。
もちろんまた飲みましょうという意味を込めて。
よく飲んでよく話した。
30も年下の僕らともフランクに話せる、とび抜けたコミュ力の人だった。
若手に囲まれても何にも違和感なく、普通にどんな話題にも入れる時点で凄すぎるよ。
21時を過ぎたころ、無事にお開き。
長居せずにスパッと1次会で終わるのもかっこいい。ダラダラとクダをまいたり自慢話したり説教したりせずに楽しく話してサッと帰る。
僕もこんな飲み方出来る大人になりたい(33歳)
タクシーに乗って帰り、途中コンビニに寄ってもらう。
あまり食べずに飲んでいたのでお腹が空いてる様な気がした。
しかし、いざ食べ物を目の前にすると何かいまいちピンとくるものがなかったので何も買わずにタクシーに戻る。
家に帰ってラーメンでも食べるか。
そう思いながら家に着くと、さっきまでお腹が空いてるような気はしていたのに、全くそんなことはない。
そうなんだ。
いっつも飲んだ後に惰性で食べていたけど、別にお腹が空いてたんじゃなくて、空いてる気がしてたんだ。
それに気づけただけでも大収穫。
令和3年度は素晴らしい気付きとともに終わった。
これは来年度も期待できるぞ。
みなさん、新年度も頑張っていきましょう。