少しだけ二日酔いのなか目を覚ます。
やはり2日連続の飲み会は体にダメージを残す。
午前中だけ職場に顔をだし、みんなにアルコール臭をプレゼント。
仕事を終えて昼過ぎに帰宅。
昼食をとり、洗濯をして部屋の掃除を試みる。
全く出来ぬまま一時間ほど昼寝をしてしまう。
まぁ体力の回復は必須だから。
今日も飲み会だから。
3日連続だから。
行きたくないから。
でも今日行くお店は前々から行きたかったお店なので楽しみでもある、
体調とかそういうのを全部無視して楽しめたらいいかな。
ということで午後はずーーっとダラダラと過ごす。
19時飲み会スタート。
今日のお店は『フライッシュケーニッヒ』
ステーキが美味しい店らしい。
なかなかの人数で行く。
クリスマスとは無縁なメンバーにお店もお客さんも熱視線だ。
ビールでスタートし、快調に飛ばす。
サラダ、ポテト、ウインナー、ガーリックシュリンプ、すべてが美味しいし酒が進む味。
3杯飲んだところで赤ワインに切り替える。
こっからはお肉の時間。
まずはハンバーグ。
映えすぎてワケわからないビジュアル。
旨すぎてワケわからなくなる僕。
デキャンタで頼んだワインも次々なくなっていく。
メンバーは置いといてクリスマスっぽい雰囲気になってきた(なってない)
こっからメインのステーキになるんだが少しお腹も張ってきた。
どんなのが来るんかな?
どえらいのきた。
味のあるとてつもなく美味しい肉だった。
焼肉よりステーキのほうが好きかもしれないことに気付いた33歳のクリスマス。
ちなみに僕以外のメンバーはみな40オーバーなのでお肉の大半を僕に渡してきた。
歳はとりたくないぜ。こんな旨い肉を食べれなくなるなんてことないように若々しくいたい。
これで終わりかと思ったらボロネーゼが来るらしい。
常連のおじさん達いわく、ここはボロネーゼが1番美味しいらしい。
どの店でも食べられないレベルだとか。
いいんか?そんなハードルあげて?
僕は自分の作るボロネーゼ大好きマンやぞ?
お店より旨いと思ってるぞ?
なんせ自分の好きな味を凝縮させらんのやから。
これまで色んなお店で…
ヤバいやつでした。
完全にヤバいやつでした。
お腹パンパンのなか、ペロリでした。
噛むほどにじんわりと旨くなるようなそんなタイプではありません。
一口目からクライマックス。
なんなら口にいれる前にちょっと美味しい。
一口頬張った瞬間にパンチの効いた肉の旨味がダイレクトボレーシュート。
肉食ってるの一緒。
味自体はシンプルな味付けだと思うが再現することは不可能だろう。
家ではこんな瞬発力のある味付けはビビってできない。
負けました。
このボロネーゼ食べにまた来ます。
ご馳走さまでした。
最後に意味不明に頼んだ白ワインも美味しかったです。
そのせいで完全に酔いました。
二次会でも酔いすぎて記憶ありません。
唯一覚えてるのは焼酎の水割りを頼んだときのこと。
「ママ、ちょっとどころかかなり薄くつくってね」
「オッケー」
という会話したあとにバカが作ったとしか思えない濃さの水割りが来たこと。
その記憶を最後に僕のクリスマスは終わりました。
記憶のない担々麺が〆を飾ってくれました。
なぜ食べようと思ったのか、どうやって食べたのか分かりません。
強烈な二日酔いと胸焼けだけが残ってます。
ハッピーメリークリスマス。