うーん。
ちょっと気持ちが上がらない。
寒いからか。
勤務時間が長いからか。
21時に仕事を終えてココイチへ走る。
手仕込ささみカツカレー 400グラム 4辛 カキフライ2個トッピング
食べ終える頃には元気いっぱい。
家に帰り、あっついお湯を張って入浴剤を入れる。
今日はバブ。
じっくり浸かりじんわり汗をかく。
30分ほどであがる。
体をふいて化粧水に手を伸ばす。
あっ
まただ。
またやってる。
蓋が開いてる。
蓋を
閉め忘れている。
僕はこのミスがホントに多い。
開けたら閉めるってのは世の常識なのに。
顔をパシャパシャしてる間に忘れるんだ。
そして次使う時に気付く。
一度友人に言われた。
化粧水の蓋開けてたら大事な成分が逃げて、ただの水になるよって。
真偽のほどは定かではないがそんなこともあり得るのではないかと思い始めてる。
なぜだろう。
他にも似たようなことは多い。
朝、出勤時に家の鍵がないということがある。どこを探してもない。
100%の確率で扉の外にかけっぱなしにしている。
こんなことが週に2回くらいある。
鍵をかけずに寝ることもざらだし、鍵をかけずに外出することもままある。
よく考えたら、車の鍵もかけないことが多い。
一日中駐車して、さて乗るかってときに鍵が開いている。
なんなら鍵を車の中に置いてることもある。
不用心にもほどがある。
それ以外のことに関してこんなミスはしないが化粧水と鍵関係ではこんなんばっか。
なぜだろうと考える。
1つ仮説をたててみた。
僕はど田舎の出身だ。
隣の家は50メートル離れてたし、後ろの家は祖父母の家だ。
そもそも集落の全員が知り合いだし、集落に住んでいる人以外が出歩いていることなんて年に1,2回くらいしかない。
そんな田舎に住んでいたため、家の鍵をかけたことが1度もない。
僕がかけたことないんじゃなくて、家族の誰もかけたことがない。
もっと言うなら、集落の人全員鍵かけたことない。
大学も寮生活だったので自分の部屋に鍵をかけることはなかった。
そんな育ちをしたせいか、いまだに鍵をかけたり持ち歩くのが苦手。
そして化粧水もそう。
あまりつける習慣がないまま大人になった。
高校時代は超絶ニキビに悩まされていたが、とくに化粧水などは使わなかった。
大学時代もそう。
しかし、歳を重ねて漠然と将来に不安を抱き始める。
そしてその不安の中には、『シミ』への恐怖も含まれていた。
まわりの先輩方も脅しをかけてくる。
「40越えたら一気にシミが出てくる」と。
30歳を越えてから化粧水を使い始めた。
そんなに高い意識でやってないが毎日パシャパシャしてる。
これまで日焼け止めも塗ったことがなかったが30歳から塗り始めた。
18年間島で半端ない紫外線をノーガードで受けてきたので今更意味ないような気もするけど。
もちろん蓋を閉め忘れることが多い。
そう。
小さい時から使う習慣のなかったものは大人になっても定着しないのではないかということ。
もちろんみんながそうだとは思わない。
僕以外のみなさんはきっと大丈夫だろう。
でもこんなに気を付けてるのに化粧水の蓋を閉め忘れるのはそれ以外考えられない。
来年には直したいところである。
鍵も。