僕は小さい頃から本ばかり読んでいた。
なぜそうなったかといえば、僕の住む島にはほとんど娯楽がなく、泳ぐ以外の遊び方を知らなかったからだろう。
そんな僕が読んできた小説を年代別で紹介したい。
1.小学生時代
小学生の頃はいわゆる児童文学と呼ばれるジャンルのモノを数多く読んできた。
そんななかでも、最も好きだったのが『地獄堂 霊界通信』である。
三人組の活躍に胸を躍らせていた。
多分当時出ていた全てのシリーズを呼んだと思う。
早く続きが読みたいなと思ったのはこの時が初めてだ。
2.中学生時代
中学生になると思春期真っただ中だったこともあり、人付き合いもほどほどに本をよく読んでいた。
それがかっこいいと思ってもいたし、実際にドハマりしていた。
そして一番読んでいたのが『シドニィシェルダン』の本である。
有名なところで言うと、『真夜中は別の顔』『ゲームの達人』などを書いた超大御所の小説家である。
冗談抜きで全部の作品を読んだ。
僕の住んでた集落はめちゃくちゃ田舎だったので週に2回移動図書館が来ており、その移動図書館の人にお願いして、図書館にある全てのシドニィシェルダンの本を持って来てもらった。
夢中になって読んでたな。
読んでいる途中に晩ご飯の時間になったときとか、ホントに本を置くのが嫌だなと思うくらいに夢中になっていた。
あそこまでハマって読んでいたシリーズはない。
3.高校時代
高校生になってもしばらくはシドニィシェルダンばかり読んでいたが、学校にもそこそこ大きな図書室があったのでいろんな本に手を出すことが出来た。
印象に残っているのは、山田悠介のホラー小説だ。
『親指探し』や『リアル鬼ごっこ』といった、これまであまり感じたことのないような恐怖感は新鮮だった。
映画でもアニメでもなく本で背筋を凍らせて、ドキドキしてページをめくる手が鈍ったりしたのは初めてのことだった。
ものすごく読みやすく、高校生の間で流行っていたのを思い出す。
また読みたいな。
最も印象に残っている小説
高校を卒業してからもたくさんの本を読んできたが、一番好きなのは間違いなく『バガージマヌパナス』である。
以前も書いたことがあるが、僕はこの本を何度も読んでいる。
何度も読みたくなる本はあまりない。
それでも何度も読み直してきたし、これからも読んでいきたいと思っている。
まだ読んだことのない方がぜひ!
今週のお題「好きな小説」