もう何年になるだろう。
多分初めて食べた日から10年は経っている。
つまり、あの抽選も10年前から受けていることになる。
そして外れ続けている。
なんの話って?
CoCo壱番屋の『グランド・マザー・カレー』の話だ。
現在ココイチでは、期間内にグランド・マザー・カレーを注文した人はスピードくじを引くことが出来る。
当たりが出たらその場で特製のスプーンがもらえるというものだ。
これは、グランド・マザー・カレーが出る期間になると毎回実施している恒例のイベントだ。
15000本も当たるのに、僕はこれまで一度も当たったことがない。
先日の記事でも書いたが、何度引いても『チャレンジ券』が当たるばかりである。
しかし、今シーズン3度目のグランド・マザー・カレーを食べに行った日。
注文を終えて、先に届くイカサラダと一緒に件のスピードくじもやってきた。
「こんなもん当たるわけねぇだろがこんにゃろめ」
江戸っ子みたいな気持ちでやけくそ気味にくじを引く。
当たったんだが?
おや?
当たったんだが?
まさかの?
ここで?
当たったんだが?
当たるとは1ミリも思ってなかったので、すごくテンションの低いままに淡々と写真を撮っていた。
変な感情のまま、スプーンを眺めながら待っているとカレーが届いた。
グランド・マザー・カレー 4辛 ハーフチーズ 旨辛にんにくトッピング
今まで黙ってたけど、旨辛にんにくは鉄板なのよ。
旨辛にんにくトッピングしたことある?
めちゃくちゃ美味しいよ。
絶対にしたほうがいいよ。
このタレが抜群よ。
さて、スプーン当たった。
10年以上当たらなかったものが当たったのだから、じわじわうれしさがこみ上げてきた。
ココイチを愛するものとしてこんなにうれしいことはない。
どうしようか。
ひとまずは神棚にでも置いてみようかな?
それとも額に入れて飾ろうかな?
使ったのだが?
速攻で使ったが?
なんかこういう限定のモノや、抽選でしか手に入らないものはみんなすぐにメルカリとかに出したりするらしいね。
1ミリもそんな発想にならなかった自分を褒めたい。
速攻でカレーに突っ込んだ自分がかわいい。
もちろんこれからココイチに行くときは必ず持っていって、マイスプーンとして使っていきたい。
それだけではない。
家でカレーを食べるときにも使いまくる。
モノの価値は、そいつのポテンシャルを発揮して初めて得られる。
飾ったって意味ない。
どんなに高い酒だろうが飲まなきゃ価値はないと思ってる。
どんなにプレミアムのついた靴だろうが履かなきゃ意味ない。
とりあえずスプーン当たってめちゃめちゃうれしいです。
期間内にあと3回はグランド・マザー・カレー食べに行きます。
ありがとうココイチ。