高知県は東西に長く、端から端まで太平洋に面している。
また、カツオに代表されるように海の幸も豊富な言わずと知れた『海』の県である。
さらに、森林率日本一。県内至る所に山深く独自の文化を持つ集落が存在し、『田舎寿司』に代表される山グルメも多い『山』の県でもある。
そしてそして、昨年「竜とそばかすの姫」の舞台にもなり、『仁淀ブルー』の愛称で一躍有名となった「仁淀川」。
日本最後の清流と言われ、高知と言えばの名を欲しいままにしていた「四万十川」。
そして龍馬もお泳いでたと言われる「鏡川」。
個性ある素晴らしい川が数多く走る『川』の県だ。
つまり、外で遊ぶのに事欠かないレジャー天国である。
そんななかでも僕は『川』に一目置いている。
僕が完全無欠の海文化の島で育ったことも影響しているが、高知の海にはさして興味はない。
しかし高知の川にはとても大きな魅力を感じている。
そんな高知の川の魅力が詰まった僕の休日を紹介しよう。
6時半起床。
天気も良く洗濯日和だ。
洗濯をしながらブログを書きながら、今日何しようと考える。
とりあえず運動しようとしていると、一回り年の離れた先輩から
「今からテントサウナするんだけど来ない?」
というイカした連絡が。
急いでもろもろの用事を終わらせて仁淀川へ。
スコンと抜けた青空。
緑映えるこのロケーションにいるのは僕らのグループだけ。
市内から20分ほどで来れるこの川を独占できるなんて県外では難しいと思う。
気温は暑すぎず寒くもない。風も心地よく日差しもある最高のコンディション。
早速上裸になって人生初のテントサウナへ。
真っ黒なテントから煙突が伸びて煙を吐いている。
真ん中に薪ストーブ。4人は楽に座れるほどの広さ。
薪ストーブの上には陶器製のサウナストーンが置いてあり、ここに水をかけてロウリュする。
入ってみると、思ってたよりちゃんと熱い。
温度計は100度を楽に超えている。
椅子に座り3分ほどでしっかり汗をかき始める。
しかしなぜだろう。
いつもより長くいれる。
いつもは1セット10分から12分ほどだが、今日は楽に20分入ることが出来た。
そのためじっくりと時間をかけて汗を出すことが出来た。
そして待望の時間。
水風呂だ。
サウナにおけるもっとも重要なクールダウン。
もちろん今日の水風呂は目の前の仁淀川。
『バシャーーーン!!』
遠慮なく頭から飛び込む。
キンキンに冷えた川は爽快感抜群。
県内どのサウナよりも冷たい水風呂だった。
あがった後は椅子に腰かけレイドバック。
こんなものや
こんなものが川サウナを盛り上げる。
のんびり時間をかけて3セット。
もうこれはダメだ。
僕はもうテントサウナを知ってしまった。
こんな楽しい遊びを覚えたらアカン。
テントサウナ買ってしまいそうや。
完全にととのい散らかして、初めてのテントサウナ体験は終わった。
いい気持ちで帰っていると別の先輩から
「モスバーガー行かへん?」
との誘いが。
もちろんだと乗っかる。
こういうフットワークの軽さは高知では必須だ。
結局近くのモスでテイクアウトして今度は鏡川へ。
なんだなんだ、いつもより美味いじゃないか。
久しぶりにコーラなんて飲んでみる。
昼下がりの川原でおじさん二人Chillって候。
いい時間を過ごして帰宅。
洗濯物を取り込んで、持ち帰っていた仕事に取り掛かる。
休日の前半を優勝してるから余裕。
仕事をしながらもずっと考えていた。
何を買ったら高知の川遊びを充実させれるだろう。
テントサウナはちょっと現実的には少し厳しいがSUPくらいならいけるか。
仁淀川をSUPで下るなんて最高に楽しそうだ。
防水のバッグもいるな~防水のスピーカーも欲しくなってきた。
そんなことを考えてる時間はとても楽しい。
さぁゴールデンウィークまでにどんなアイテムを揃えようか。
仕事に追われてたここ2週間。
こんなことじゃいけない。
仕事も遊びもフルスロットル。
高知に住んでる以上、遊びのスキルは必須。
カッコいい大人になるにはかっこいい遊び心を持たなきゃね。
来週は何して遊ぼうか。
そのために、今週も頑張ろう。