長い長い仕事終わり。
時刻は18時・・・をとっくに過ぎた21時40分。
体には疲れの色が見える33歳。
帰ってご飯が待ってるわけもなし一人暮らし。
この時間からご飯作れるほどには人間できていない。
腹は減っている。
また、単に食べただけでは満たされないストレスもあり。
腹が満たされて心もスカッとするといえば・・・
あっCoCo壱か。
いつも通りココイチ。
今日はなんだかシュッとした味が食べたい。
チキンスパイスカレー大盛り 5辛 カキフライ2個 半熟卵トッピング
イカサラダは写真撮らず。
別皿にマヨネーズを注文し、赤たまねぎのピクルスと混ぜ合わせる。
それをカキフライに乗せる。
芳醇ソースも忘れてはならない。
びっくりするほど美味しい。
これ食べに行ってるんじゃないかってくらい。
食べ進めるとじんわりと体が温まり、ストレスなんてのは最初からなかったんじゃないかと思うほどにすっきりする。
隣のテーブルでは通称「初手コーラおじさん」が来ていた。
今日も「とりあえずコーラ」と元気よかった。
少し離れたところには女性の一人客が。
入店時からかっこよかった。
店員さんが「何名様ですか?」と聞く前に
人差し指をピンと立てて入ってきた。
これはかなり出来るぞ。
期待できる。
有段者の匂いがプンプンするぞ。
じっと聞き耳を立てる。
「スパイスチキンカレー」
すごい。
数あるトッピングをものともせず期間限定メニューの一本釣り。
なかなか出来ることではない。
きっとなんでもバシバシ決めれる人だろう。
心の中で「アネキ」と名付けた。
一方隣からはコーラを飲んでいた「初手コーラおじさん」がついにカレーを注文していた。
「カキフライカレー 400グラム ナストッピング」
おぉ~これはなかなか。
カキフライカレー400グラム・・・・・・・・・ナストッピングで。
くらいに間を取る注文スタイル。
大事なポイントでは慎重に物事を進める重厚な大人でありながら、外すとこは外せる余裕あるダンディ。
この人とならココイチについて熱く語れる。白熱真夜中のダンディ談義。
初手コーラからのこれかー。
カキフライカレーなのかー。大したおじさんだ。
ナスをプラスするところは高評価。
仕事終わりの格好をしたおじさんは
満ち足りた顔してた。
あー楽しい。
人の注文に聞き耳を立てて、その人のドラマを勝手に想像している世界一の暇人インザハウス。
ココイチの楽しみ方は人の数だけある。
ほら。行きたくなってきたでしょ?
本能のままにココイチへ行ってください。
そしてその注文よかったら教えてください。