むらよし農園

面白いことが書ければと。

ポジティブの神髄とお疲れ白鵬

昨日の車中、八幡浜港で乗せた後輩が、僕の道連れとなった先輩に

「ていうか先輩よくついてきましたね」

と聞いた。

 

murayoshinouen.hatenablog.com

そもそも八幡浜まで迎えに来させるお前が言うなという話だが。

確かに片道3時間の山道ドライブは普通に考えてしんどい。

助手席でまんじりともせずに座っているだけだ。寝れば僕に罰金を払うという謎ルールがあるので寝ることもない。まったくもって先輩にはなんの得もないように思われるが先輩は

 

「これに乗らなかったらどうせパチンコ行ってたし、2万は負けたと思うから車に乗った時点で2万勝ちと一緒。」

 

とさらっと言った。

聞いた時は後輩と一緒に爆笑したし、めちゃめちゃ意味不明な理論だと思ったが

1日経って冷静に考えるとものすごくいい考えではないかと思い始めた。

先輩は大学を留年しまくり、計9年もいくほどのインテリであり、僕とともに最低最悪な極貧クズカス生活を送っていただけあってたまにいいことを言う。

 

この発言もポジティブシンキングの見本である。

こういう考えって意外とできないのだ。普通なら

『車に乗ることで、本来出来るはずだったものが出来なくなった』

と考えるが

『車に乗ることで、車に乗らないことで起こるマイナスを回避できた』

という発想は難しい。

いい勉強させてもらった。人生を豊かにするヒントは案外こういうものだったりするのかもしれないね。

 

まぁその出来ることがパチンコっていう時点でカスではあるが。

 

 

 

昨日1日が濃すぎて今日は薄々な1日になった。

ゆっくり休めとのことだろう。

 

白鵬が引退するらしい。

様々な記録を打ち立てた大横綱が土俵を去る。

立ち合いの激しさや荒々しい取り組みで、好き嫌いの分かれる横綱だろうことは想像に難くない。実際最近の相撲は、落ちた力でなんとか勝とうという取り組みも多く、見るに堪えないような内容もあったのも事実。

 

僕自身はとても応援していた。

外国人力士という雑なくくられ方をされてしまうが、白鵬は誰より熱心に相撲を、日本文化を理解しようと努力していた。そして何より相撲という競技の発展に目を向けてくれていた。

 

白鵬杯』という相撲大会がある。

小中学生を対象にした大規模な相撲大会だ。

大会は20回を数え、参加者は1000人を超える。その中には海外からの参加者もいる。

白鵬はこの大会の開会式で

「相撲をやる子どもたちはこの国の宝です」

という言葉を残した。

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現役のうちからこれだけ相撲競技の発展に尽力した横綱はいない。

もうすでに数人の内弟子を抱えているし親方として部屋を持つことになると思うが

ぜひとも強い力士を育ててほしい。

白鵬のさらなる活躍でこの国の宝がますます増えていくことを期待したい。

本当にお疲れさまでした。

 

 

 

ということで先輩と一緒にマジカルハロウィン5を打ってきます。