昨年末から新しい歯医者に通い始めている。
この歯医者がもう恐いのなんの。
痛いとか嫌だとかそういうのではなく恐いのだ。
いい歳した大人が歯医者に行くのを怖がってるというのも変な話だが、毎回ドキドキするほど恐い。
そこで僕が半年の間に言われてきた歯医者さんからの怖い一言をランキング形式でお伝えしたい。
勘違いしてほしくないのだが、僕はこの歯医者さんを変えるつもりもないし、技術的な面にも非常に満足している。
別に愚痴を聞いてほしいわけではないので、気軽に読んでもらえれば。
第5位
「開けて開けて開けて!!」
これは、僕が治療中に言われたことである。
治療中に、先生が何も言わずにその場からいなくなった。
どこに行ったんだろうとぼんやりとしてたら、自然と口を徐々に閉じていってしまった。
30秒後先生が、「開けて開けて開けて!!!!」と結構な大声で部屋に入ってきた。
開けといて下さいとも言われてなかった僕は恐怖に引きつりながら大きく口を開けた。
先生はたびたび何も言わずに部屋から出て行ってしまうが、僕はもう恐くて口を閉じれないのでずっとその場で大口を開けて待つようになった。
4位
「歯は必要だから生えてるんですけど?」
これは、僕が初めて診察を受けた日に言われたことだ。
僕は長年の過酷な競技生活により奥歯がかなり摩耗しているのと、1本だけ根っこから割れているのだ。
前の歯医者さんでもそのことは指摘されていた。
しかし、前の歯医者さんはまだ焦って治療しなくても大丈夫だと言ってくれていた。
いつか抜くにしてもまだ大丈夫だからと。
そう言われてその歯医者でもその歯のことは放っておかれたんだ。
しかし、現在の歯医者に行った初日にこの歯のことを指摘された。
どうしてこんなに放っていたのかと聞かれたので、前の歯医者さんに言われたことをそのまま伝えた時に、
「歯は必要だから生えてるんですけど?むらよしさんは歯がいらないんですか?」
とガチギレされてしまった。
そこから今後この歯をどうするのかということを真剣に話してくれた。
前の歯医者さんに責任を追及したいくらい怒られてすごく怖かった。
3位
「どっちですか?」
これは僕が言われたわけではないが、待合室で別のお客さんに言っていた言葉である。
50代くらいのダンディーなおじ様相手に言っていたのだ。
その方は、治療後に諸々の注意や説明をされたのちに次回の来院日の予約をしようとしていた。
院長さんから「12日とか13日とかはどうでしょう?」
と聞かれ、そのおじ様は「大丈夫だと思います。」
と答えた。
その答えを聞いて0.5秒後くらいに院長が
「12日と13日どっちが大丈夫なんですか??」
とこっちまで恐くなる剣幕で聞いていた。
おじ様も委縮して、「12日で・・・」と蚊の鳴くような声で答えていた。
それから僕は次回の来院の予定を決めるときは細心の注意を払って答えるようにしている。
第2位
「ブラッシング待ちみたいなとこありますからね?」
これは、歯のクリーニングを受けた際に言われたセリフである。
一度ブラッシングの正しい方法をレクチャーされていた。
僕の親知らずの位置的に磨きにくい場所はこうしてくださいとか、小さいブラシを使ってくださいなどのアドバイスを受け、自分なりに改善してきた。
歯科助手の方にはだいぶ良くなってきてますよとお褒めいただいていた。
しかし、先生から見るとまだまだ物足りないみたいで、上のようなことをズバッと言われた。
僕の歯の治療は今後一旦白紙にします。あなたのブラッシング技術向上待ちであると。
まぁこれを言われたあとの予約の確認の時には、「次回は○○の治療していきますね~」とサラッと言ってくる。
ツンデレかな?
第1位
「歯がないところは磨かないですよね?」
これは僕が奥歯を抜歯した直後のこと、様々な注意事項を聞かされていた。
今日はお酒を飲んではいけないこと、熱いお湯への入浴も控えてほしいこと、過度な運動も控えること、そして今日は抜いた歯のほうでは噛まないようにしてほしいことなどを聞かされていた。
僕は少し気になったので、質問することにした。
「歯磨きのときにはどうすればいいでしょう?」
その質問にかぶせるように鋭い声で
「歯がないところ磨きますか?歯がないところは磨かないですよね?」
と一蹴されたのだ。
長年連れ添った歯を抜かれて少し喪失感もあったなか、この一言はすごく刺さった。
そしてしょんぼりと会計に向かうと、そこでは丁寧に歯の磨き方を教えてくれた。
さっきのは何だったと思うくらい。
以上である。
毎回何を言われるのかとビクビクしながらも、「今日は何を言われるんだろう?」とワクワクもしている自分がいる。
そして上でも書いたように、僕は歯医者さんの技術には大変満足している。
これからも通うつもりである。
恐い恐い言いながらね。
