とうとう出たね。
今年最初の一撃がかつやから振り下ろされた。
その名も『出汁醤油ロースカツ on the 親子丼』だ。

この商品紹介の写真からあふれ出るカオスが伝わるかい?
ウマ年!ウマ飯!!全力飯!!!
という意味不明な3つの単語。
『のせカツ丼』とでかでかと書かれている横に小さく『親子丼』とある。
真面目に考えてはいけないようだ。
そしてこの、開発会議に正気の人間が一人もいなかったのでは?と思うほどのネーミングセンス。
2026年もかつやはかつやだったことに喜びを感じながらお店を訪れた。
お店は大繁盛。
さて注文だが、こののせカツ丼、ロースカツのサイズを選べる仕様になっている。
80グラムロースの梅か120グラムロースの竹の2択。
価格は竹が110円アップ。
正直80グラムでもいい。僕の胃袋にはもうそのくらいがちょうど。
だが、新年最初のかつやで日和ってしまえば今年一年日和りっぱなしになってしまう。
攻めねば。
僕は120グラムロースの竹を選択することに決めた。
店員さんを呼ぶ。
「えーーと、この・・・」
ヤバい。
どうしよう。
何て呼べばいいのか。
正式名称である『出汁醤油ロースカツ on the 親子丼』くださいでいいんだと思う。
だが・・・
恥ずかしい。
たかだか昼飯をオーダーするのに英語を発音したくない。
on theとか言いたくない。
しかもon the の後に続く単語が親子丼である。ローマ字だと『OYAKODON』。
昔習ったぞ。the の後に母音から始まる場合はザじゃなくてジになるって。
てことはアレか?オンザじゃなくてオンジになるのか?
恥ずかしい。
オンザと発音して英語が出来ないやつだと思われるのも恥ずかしいし、そもそもこの親子丼だかカツ丼だか分からないやつの注文に、正しくオンジと発音するのも恥ずかしい。
ていうかオンジで正解なのかすら分からない。
世界中どこを見渡してもon theのあとに親子丼なんて言葉は入らない。
普通親子丼の上に何か乗ることはない。
恥ずかしい。
色々なことを脳内で考えまくった僕は、メニューをそっと指差して
「・・・これの梅ください」
と、テンパって竹じゃなくて梅を注文していた。
修行が足りなかった。
店員さんは「親子一丁入りまーす」と高らかに注文を通していた。
まさかの親子丼扱いなのか・・・
待つこと5分少々。
これが『出汁醤油ロースカツ on the 親子丼』だ!

カツ丼である。
どう見てもカツ丼。
卵でとじないタイプのカツ丼。
かまぼこで新年のお慶びを表そうとするかつやホント好き。
でもカツ丼。
だが実際は違う。カツの下に隠れているのは単なる卵ではない。
親子丼だ。
いざ実食。
親子丼である。
いや正確には違う。
カツを食べなければ完全に親子丼。
カツが乗ることで『カツが乗ってる親子丼』になる。
どういうことか分かるかい?
書いてて自分でも分からなくなってくるがそういうことである。
親子丼にカツを乗せた丼だ。
味はめちゃ美味い。
そもそもあまり知られていないがかつやの親子丼は美味い。
そんな美味しい親子丼にカツを乗せた味だ。
しかもカツが出汁醤油をまとい和風ナイズドされており、親子丼との親和性も上がっている。
からしを塗って食べると大吉である。

このカツが乗ることで親子丼だけでは出せないパンチを備えている。。
非常に満足度の高い丼。
新年にふさわしい丼であった。
皆様も『出汁醤油ロースカツ on the 親子丼』で今年のかつや初めを強くお勧めします。