先日、欲しいものを手に入れる方法をご紹介した。
こんなことを書いといてなんだが、実際には欲しいものすべてを買うことは出来ない。
人間の欲望に底はなく、際限なく欲しいものが溢れてくるからだ。
そして僕はイーロンマスクでもビルゲイツでもないので、お金は際限なく使うことは出来ない。
ではどうすればいいのか。
全てを手にすることは諦めるしかない。
では買いたいものが複数ある場合に、どうやって選んでいるのか。
最近の僕の悩ましい日々の葛藤と合わせて紹介したい。
10月の頭、少しずつ涼しい日が増えていき季節の移ろいを感じられる日のこと。
僕はとあるセレクトショップで一つのマウンテンパーカに一目ぼれをした。
シンプルだが特徴のあるシルエット。機能性も高くあらゆる場面で活躍してくれそうなものだ。
サイズ感も今っぽいシルエットで着やすい。
しかし、価格はそこそこする。
その場で即決できるような価格ではなかった。
「もう少し寒くなってからでもいいんじゃないか」
そんなセリフで僕は買いたい気持ちを抑え込んだ。
それからは毎日そのセレクトショップのHPで売れてしまっていないかの確認の日々。
あれほどかっこいいんだ。
いつ売れてしまってもおかしくない!!
僕は祈るような気持ちで毎日見続けた。
そして気温も一桁を叩き出し、本格的に冬が近づいてることを実感した11月のとある日。
僕はもう一度お店を訪れた。
初めてそのマウンテンパーカと出会って約一か月が経過していた。
幸いなことにその商品は売れておらず、同じ場所に置いてあった。
僕は安堵したのと同時にちょっとした気持ちの変化を感じていた。
「売れててもよかったのにな」
売れていれば買わなくてもいいのにと思ったのだ。
あれほど毎日在庫を確認するほど欲しかったのに。
その後試着をしたが、前ほどの気持ちの盛り上がりはなく、結局買わなかった。
なんというか、今年の冬にこのマウンテンパーカが大活躍する姿は思い浮かんだが、来年、再来年、5年後、10年後の自分が着用する姿は想像できなかった。
安くない買い物だからこそ、将来の自分に身に着けていてほしいものを買ってあげたい。
今の年齢なら着られるものでも、10年後の自分が同じものを着れるとはあまり思えない。10年後の自分はもっとダンディーで渋いはずだから。
欲しいものすべてを買うことは出来ないからこそ、買うものには自分の中の明確な基準が必要である。
今の僕の基準ははっきりしている。
10年後もかっこよく着れるもの、身につけれるもの。
10年後の渋くてダンディーな自分のためになるもの。
これである。
しかし、もっとダンディーで渋い僕が身につけていて欲しいものは総じて高い。
なので結局悩んで買えないものばかりなのだ。
節約大成功である。
いいモノを見つけたら迷わず買えるように今は貯めておこう(出来ない)
