先日痛風になってからというもの、飲酒をやめて、食生活の見直しを始めた。
別にそこまで気にしているというわけではないが、この際だから食を変えることで体調がどのように変わるのか知りたかったのだ。
そのため、人生初のベジタリアン生活のスタートだ。
ベジタリアンとは
ベジタリアン (Vegetarian) 菜食主義者。卵乳菜食、乳菜食に分かれる 。ベジタリアンの単語でも広義の意味ではビーガンを含む 。
ベジタリアンにも色々ある。
卵乳菜食とは卵や乳製品は摂ってもいいというものらしい。
そしてヴィーガンは完全菜食主義。動物性食品を一切摂らないというもの。
そこをいくと僕の今回の試みは卵乳菜食スタイルだ。
ベジタリアンを志しての最初の食事で、なんの意識もなく目玉焼きを食べたから。
日曜日、月曜日とベジタリアンで過ごした。
主な献立は夏野菜のグリーンカレー。
一切の肉類を入れないように自作した。
肉いれなくても全然美味しかった。
そして火曜日。
昼食も家から持っていったグリーンカレー。
美味しい。
美味しいけど・・・
やはり何かパンチが足りない気がした。
まぁでも慣れるだろう。
仕事を終え、打ちっぱなしへ行く。
21時近くまで頑張って汗をかく。
さて帰ろう。
帰って何か作るのめんどい時間だな。
しかも肉なしか・・・
よし。
外食でベジタリアンしてみよう。
日本も最近多様性を認める社会になりつつあるしな。
なんとかなるやろ。
ということでCoCo壱に向かった。
CoCo壱では実はカレーソースを選ぶことが出来る。
デフォルトのポークカレー、甘口ポークカレー、ビーフカレー、ハッシュドビーフだ。
そしてさらに、植物由来の原料のみで作られた、『ココイチベジカレー』というものが存在する。
僕はこの存在を覚えていたから、CoCo壱に向かったのだ。
食べたことはないが、もしこれが美味しかったら、今回のベジタリアンチャレンジも捗るんじゃないだろうか。
ということで注文してみた。
見た目はいつものカレーソースにしか見えない。
香りもほとんど変わらない、いや少し甘いか。
一口食べてみる。
うん。
辛いね。
4辛にしたことで辛さが前面に出ており、カレーソースの味が分からない。
失敗した。なぜ4辛にしたんだ。
でも美味しいからいいか。
食べ進めていくと、少しソースに甘味があることに気付く。そしてさらっとしてる気もする。
うむ。濃厚さやパンチ力はないものの、これはこれで全然ありだな。
テレビなどでヴィーガン食を美味しいと言ってる人たちを見て、「そんなわけないやろ」と思っていた。
でも全然そんなことない。
今回のカレーに関して言えば、いつものカレーと変わらないくらい美味しかった。
いけるじゃん。
全然ベジタリアンいけるじゃん。
新しい発見に感動しながら会計へ。
そこで衝撃の事実が判明する。
『イカサラダ』食べてた。
なんの意識もなく、ベジタリアンの顔でイカ食べてました。
ベジファーストを実践しなければというダイエッター魂が墓穴を掘りました。
この瞬間に僕のベジタリアン生活は終わりました。
卵乳菜食主義はあっても
卵乳イカ菜食主義は存在しないからです。
強いポリシーや、人生観を持っているわけでもない僕にはベジタリアン生活は早すぎました。
たったの2日間だけでしたが、悪くなかったように思います。
今後は肩ひじ張らずに、もっとライトに自分の生活に導入していこうと思います。
イカサラダ最高。