好きだった給食メニュー
Oisix特別お題キャンペーン「好きだった給食メニュー」
今後の人生給食を食べる機会はおそらくもうない。
そう思うと非常に悔しいな。
僕は給食大好きだったから。
大学の時に、同級のやつらが「給食めっちゃまずかったかよなぁ?」と言って盛り上がってるのを聞いて、初めて給食が嫌いだった人間がいることを知った。
普通の学校なら、そういう人も1人や2人いただろうが、僕の学校は超小規模校だったのでそんな人いなかった。
ていうか給食は美味しかったと思う。
だが、小学3年生くらいまで使われていた金属製の食器はちょっといただけなかったかな。鉄の味がするし、あれに牛乳を入れて飲んでたのもなんだか不思議だった。
プラスチックの容器になった時みんな喜んでたな。
さて、好きなメニューということだが、多すぎて絞れない。
ランキングでいこう。
トップ5でいいすか?
第5位
さつま汁
根菜たっぷりでサツマイモが入ってるのが特徴の豚汁のようなもの。
めちゃ好きだった。
そしてこれが出るときってのは、たいてい混ぜご飯だったのも好印象。また、嫌いな人もいたのでおかわりし放題だったのもランクインの要因だろう。
第4位
わかめご飯
白米じゃないってだけでテンション上がっていた小学生時代。
炊き込みご飯や混ぜご飯のときはみんなニコニコしていた。そのなかでもいぶし銀な存在感を放っていたのがわかめご飯だ。
隣の女子が、わかめご飯と牛乳の組み合わせは地球上で最も愚かな組み合わせだと言っていたのを思い出す。その娘から牛乳をもらうのがわかめご飯の日の決まりだった。
第3位
カレー
この辺はもうみんな入るでしょ?問答無用でしょ?
給食のカレーを食べさせてくれるカレー屋があったら月に1回は通うのにな。
普段そんなに食べない子どももカレーの時はおかわり争奪戦に参加してきたな。
もったりとした感じなのに旨味たっぷりで、ちっともスパイシーじゃないのに妙に美味しい。給食のカレーとしか言いようのない味わいで大好きだったな。
第2位
コアコア
ヨーグルトね。
プリントかケーキとかのように、ちょっと特別な日に出るとかじゃなく普段の日にひょっこり出てくるヨーグルトが好きだった。
↑↑多分これだと思う。少しパッケージ変わったけど。
これが出る日はもう2時間目くらいからワクワクしていた。あと、風邪とかで学校休んだ日にヨーグルトが出ると、その子の家に届ける決まりがあった。僕は皆勤賞で一度も休んでないのでこの恩恵にあずかったことはない。いつも持って行ってあげてた。
そのときの友人の照れ臭そうにしながらもうれしそうな姿は忘れない。
第1位
鶏飯
地元の郷土料理である。
おそらく僕の地元の人間は全員これが1位になるだろう。多分だけど、全国にごまんとある郷土料理のなかでもぶっちぎりだ。全国郷土料理選手権があれば優勝間違いなしである。
そのくらい美味しい。
そしてそのポテンシャルは給食になったとて落ちることはない。
マジのマジで美味しかった。聞いたわけではないから真偽のほどは定かではないが、みんながおかわりをすることを前提としているため、いつもの給食より多めの量が入っているという噂がまことしやかに流れていた。
以上が僕の好きだった給食のメニューである。
5つのメニューのことを思い出しながらこの記事を書いていたが、これらのメニューだけでない色んな思い出が蘇ってきた。
給食は味だけでなく、あの空間でしか生まれない一体感や、みんなでわいわいする楽しさが引っ付いている。
記憶のなかの給食は笑顔に満ちてたな。
今は黙食や、全員前を向いて食べるらしいけど、やはり少し味気ないよな~仕方ないかもだけど。
早く子どもたちがワイワイ言いながら給食が食べれる日が来ることを祈ろう。