むらよし農園

面白いことが書ければと。

『カリモク60』Kチェアが直るまで2

 

murayoshinouen.hatenablog.com

 

上の記事を書いたのが約一か月ほど前。

やっとすべてが完了したので続きを書いてみる。

 

もっと早くにソファ直ってたんだけどね。

 

 

ソファを直すと決めたのが2月ごろ。

 

どうしたらいいのか色々と模索していた。

 

とりあえずカリモク60の公式HPを見てみる。

カリモク60 (karimoku60.com)

そこ見て色々調べたところ、僕のソファの故障は修理とかではなく、パーツ交換だということだ。

それもどうやら、自分で取り寄せて自分で交換するらしい。

 

「交換方法や、取り合わせ方法はお近くの取り扱いショップにてお尋ねください。」

そんなことが書かれていた。

 

 

 

しかしながら高知にはカリモク60を扱うショップがない。

 

この事実に僕の思考は一週間くらい停止した。

 

どんな方法でどういう取り寄せ方をすればいいのか分からないので、大阪にある公式ショップに問い合わせてみた。

 

 

ちなみに問い合わせる勇気を絞り出すのに2週間ほどかかってしまった。

 

 

問い合わせ方法はLINEだ。

 

こんな感じ

Kチェアは年式によって地味に仕様が違う。

 

僕の持ってたものは一番古いタイプだった。

そしてそのせいで一番高かった。

 

ちなみに金額は約42000円だ。

 

高すぎるよ。

 

普通に新品を約66000円で買えるのに。

 

 

丁寧な対応

いくつかのやり取りをしたのちに、およその到着日が決まった。

 

直すと決めてから2か月が経とうとしていた。

そして到着まではさらにもう一か月ほどかかるらしい。長い。

 

 

すっかりソファのことを忘れかけていた4月の半ば。

交換用のパーツを送る日が決まったという連絡が入る。

 

いよいよか。

 

楽しみになってきた。

これで僕の生活も変わるはずだ。

3年近く座ることが出来ない状態で放置しており、気付けば物置として定着していた。

 

これが直れば僕のおしゃれ生活のはじまりだ。

 

 

4月の後半、とうとう届いた。

 

 

でっけー。

 

思ってたよりもでっけー。

こんなデカいやつ直せんのかな。

 

ドキドキ・・・

 

 

 

 

どー---ん。

 

一生遊べるくらいの量のプチプチに覆われた、パンっパンに張った美しい座面が現れる。

 

そして説明書と工具が一本。

 

やっと始まる。

僕のカリモクが生まれ変わるための戦いが。

 

まずは元の座面の裏側を見てみよう。

 

むごすぎる。

かわいそうすぎる。

ひどすぎる。

 

こんなになるまで放置しててごめんね。

 

えいっと分解してみる。

 

 

まずは一つ一つのパーツをきれいに磨き上げる。

 

味のあるいい仕上がりとなる。

 

そして説明書通りに組み上げていく。

1人で出来ないことはないが、二人いればなお作業しやすいと思う。

 

30分ほどで完成。

 

細かい作業も写真におさめてはいたが、地味すぎるので割愛させていただく。

 

さぁ完成した私のニューソファがこれだ!!

 

とその前にbeforeをもう一度見てみよう。

 

大分かわいそうだね。

 

さぁafterはこんな風。

 

 

変わりすぎだろ。

 

 

before

 

after

 

厚みが全然違う。

 

 

久しぶりに座ってみる。

 

 

感動した。こんな座り心地がよかったのか。

三年ぶりに座るソファは驚くほど快適だった。

 

ちなみにこのソファの横にテレビがあるのだが、僕はこのソファに座ってるときはテレビをつけないと決めているので問題はない。あしからず。

 

部屋にあるだけで圧倒的な存在感を放つカリモクのKチェア。

 

ホントにかっこいいし座り心地も最高でおススメ。

 

そして、もう少しお金を出せば新品が買えるくらいの金額で修理をする決断も間違ってなかったと思う。

 

これまでのこのソファとの思い出や、長く使われたことで出てきた艶や味は新品にはない。

全てを引き継ぎ生まれ変わることで、これまでと同じように、いやこれまで以上に愛用することが出来ると信じている。

これからも大事に使うね。

 

 

ちなみに人間の習慣というものは怖いもので、ソファが直ってから3週間ほどが経過したが、ほとんど座っていない。

 

ソファに座らない生活を3年もしたせいだろう。

 

目下の目標としては、一日一回はソファに座ることである。

 

このソファに座ってのんびり本でも読める日を楽しみにして、今の地獄のような仕事漬けの日々を頑張ろう。