むらよし農園

面白いことが書ければと。

待つということ

ゴールデンウィークが始まっている。

 

特に予定はないが、仕事が始まった時にもう遅くまで残ったりしないように色々なことをこなしていきたい。まぁアレだ、仕事もしながら生活リズムを整えていこうってこと。

 

ていうかそもそも月曜日仕事だしな。

 

 

正直ゴールデンウィークなんて1ミリも楽しみにしてない。

 

なぜなら、これが終わってしまったらしばらくは楽しいことがないから。

だから楽しみだけど楽しみじゃない

 

ていうか月曜日にめんどいプレゼンあるとかあり?

 

なんでこんな連休の合間に入れてくるん?

そのせいで今日も職場じゃい!

 

 

バチコンと10連休にしてほしかった。

 

 

さっきも言ったが、ゴールデンウィークのような上半期のビッグイベントは、来てしまってはダメなんだ。

 

来るまでが楽しいんだ。

 

 

ネットの買い物でもそう。

 

注文してから毎日毎日、届くかな?今日こそ届いてるかな?と待つのが楽しいんだ。

 

中学校の時に初めてネット通販で頼んだレアルマドリードのジャンパーは、注文してから届くのに一か月くらいかかった。

欧州サッカーチームのユニフォームを着るのが流行っていたあの当時。

adidasNIKEといったブランドマークのないパチモンも多く出回っていた。

 

そんななかで、しっかりadidasのロゴが入り、高額なこのジャンパーを早くみんなの前に着て行きたい。

ドヤ顔でレアルの練習着着て行きたい。

そう思いながら届くのを待つあの一か月は毎日ワクワクとドキドキにあふれていた。

 

そこいくと現在では、Amazonで注文したものはほとんど翌日に届く。

ものすごく便利だし助かるが、なんだか少し味気ないと思うのは僕だけだろうか。

 

注文から到着までの待ってる時間も楽しめる僕には、買い物をする楽しみが少し減ったように感じてしまうのだ。

 

ちなみに中学の時に買ったそのレアルのジャンパーは、Lサイズを頼んだはずだがなぜかXLが届き、海外サイズのバカでかいジャンパーを袖を二つくらい折って着ていたのはいい思い出。

 

到着まで一か月もかかると返品や交換なんてしようという気は起らなくなるよね。

 

 

今日はなんだか朝から気合を入れたいと思っていた。

 

 

午後から職場に行かないといけないのもあるが、連休を有意義にするためにガツンとかましたかったんだ。

 

 

そこで、普段は行列が出来るほどの人気店である「揚子江」へ行った。

 

何度も言うように「待つ」という行為は嫌いではないが、並ばなくていいように開店前にお店に着いた。

 

まぁ開店までお店の前に並ぶわけだが。

 

 

開店と同時に入店し、唐揚げ定食を頼む。

 

お店は瞬く間に満員になり、人気の高さをうかがわせる。

 

一番に注文したのですぐに唐揚げ定食が・・・・来ない。

 

 

なかなか来ない。

 

 

僕の横の、女性誌を3冊ほどテーブルに並べて読んでいるおばあちゃんの頼んだ中華飯は3分くらいで来たのに。

 

 

まぁ唐揚げ定食と中華飯じゃ全然時間が違うからな。

 

結局待つこと20分くらいで唐揚げ定食が来た。

 

20分待ったことで僕の唐揚げ欲は最高潮に達し、熱々の唐揚げを最高の状態で食べることが出来た。

 

このデカい唐揚げが6個も入って800円は優勝だ。

 

 

座って注文してすぐ来ていたらこんなに美味しく頂けてないと思う。

 

「待つ」という調味料がプラスされたからこその味だ。

 

 

飲食店で、少々待たされたくらいでクレームを入れる人の気がしれない。

待つ間に美味しくなってることが分からないのだろうか。

 

 

 

僕は自分のそういうMっ気が嫌いではない。

 

 

 

さぁ待ちに待った連休を楽しもうじゃないか。(2日は仕事)