朝4時半ごろのこと。
いつものように目を覚ます。
いつもなら、そのまま布団から出ずにまた寝るのだが、
今日は違った。
めちゃめちゃ喉乾いてた。
確実に昨夜の飲み過ぎと辛ラーメンが原因である。
起き抜けの水飲みたさに酒を飲みってね。
朝食はゴリゴリ食べて仕事へ。
なかなか仕事頑張った。
でも仕事中も家のことばっかり考えてた。
インテリア雑誌読みすぎた。
僕は自分の部屋をどうしたいのだろう。
モノのない空間への憧れもあるし、こんな風に好きなものに囲まれた雑多な部屋もかっこいいと思っている。
男子寮に住んでいた頃は2人部屋だったので、誰と相部屋になってもまぁカオスな部屋だった。
寮の中には、とても人間の住むような場所じゃないと思える部屋も多々あった。
僕はもともと綺麗好きなほうなので、そのような汚部屋が信じられなかった。
しかし人間という生き物の順応性は高く、僕らがいつも溜まってた部屋は、なかでも一番汚い部屋だった。
8畳のコンクリ打ちっぱなし。
壁は無数の落書きで埋め尽くされ、男くさく埃っぽい空間。
ほぼすべてのものは地面に落ちていた。
洋服、教科書、漫画、酒・・・
一年中敷かれっぱなしの万年床。
そこに常時4,5人が寝転がって漫画読んだりタバコ吸ったりパソコンいじったり。
テーブルには飲みかけのペットボトルが何本も置かれていて、灰皿には吸い殻が芸術的に積み上げられていた。
きれい好きな女性は1分といられないだろう。まして潔癖症の方は足を踏み入れることすらできないそんな部屋でもくつろぐことが出来ていた。(自分の部屋は綺麗にしてたけどね)
つまるところ僕はどんなところでも生きていける。
僕がよく行く、アウトドアギアや洋服などなんでも置いてあるこの店のごちゃついた感じも大好きだ。
この雑に陳列されている様々なアイテム。
見る人が見れば唸るような品ぞろえとなっている。
また、ネットではとおの昔に買えなくなったり、品薄で価格が跳ね上がってしまったようなものまで普通に定価で置いてあったりする。
くまなく時間をかけてディグりたくなるような名店である。
自分の部屋をここまですることは難しいと思うが、方向的になしではないかな。
事実、部屋はキャンプギアで圧迫されつつあるし、家に置ききれないものは車のトランクに山積みだし、それでも入りきれない分はこっそり会社のあまり使ってない倉庫に隠している。
それらを全部部屋に置くと考えたらきっと似たようなことになるんじゃないかな。
ん~悩ましい。とりあえず今週の土日に動き出したいな。
これまでとは違う自分を見つけるためにあえて、たくさん捨ててみたいという欲求があることは確か。
ミニマリストという言葉に踊らされてる感は否めないが、一度はやってみようかな。
まずは大量の服の整理から始めよう。
衣替えの時期までにやらないと。
自分のなかでミニマリストなのかモノにあふれた暮らしなのか決着はまだついてない。
誰か決着つけてくれ。