なんだろう。
どんどん湧いてくるな。
やる気と元気がどんどん湧いてくるな。
これはあれか?ハッピーハーブの効果か?
今はとんでもなく意識が高まってる。
新年のマジックがまだ解けてないんだな。まだまだ色んなこと頑張ろうという気持ちが続いている。
今年の目標色々と書いたりもしたが、毎日意識していることは
「やるべきことを一つでもこなす」
である。
僕は本当に何でも後回ししてしまう。おそらく梵教の教えが染みついてるんだろう。
だが今年は違う。毎日何かしらのやるべきことをこなしている。
どんな些細なことでもいい。
例えば歯医者の予約や、床屋の予約。
友人への贈り物の買い物など・・・
めちゃめちゃ些細でしょ?なんなら全部午前中で決着つきそうでしょ?
でも僕はこれまでの人生でホントにこんなことすら後回しに後回しにしてきた。
歯医者行きたいなと思ってから予約の電話をするのに2週間かかってたなんてザラなの。
だから今それを、その日のうちに出来てるのは自分的にすごいこと。
ちなみに今日達成した今日のやるべきことは
令和三年度 土佐酒ぐいっとキャンペーン開始! ‹ 土佐酒ぐいっとキャンペーン ‹ ほっとこうち (hotkochi.co.jp)
↑↑このキャンペーンの応募はがきを送ったこと。
いや子どもでも出来るわ。
しょうもなさすぎだろ。
なんならこのはがき出そうと決めてもう1週間経ったけどね。
まぁ頑張っていこう。
さてこのキャンペーン、吉田類さんがポスターに使われている。
知らない人もいるかもしれないが、高知県出身の「酒場詩人」、「酒場探訪家」である。
広末涼子、島崎和歌子といった県民スターのなかでも、高知の酒飲み、いや全国の酒飲みたちから絶大な人気を誇る酒飲みのカリスマだ。
僕も酒飲みのはしくれとして彼を推している。
特別お題「わたしの推し」
出会いは大学3年生。
寮の溜まり場となっていた友人の部屋でいつものようにごろごろしていた時のこと。
友人が変なDVDを手に帰ってきた。
それが『吉田類の酒場放浪記』である。
だいぶ変わった友人なので、「また変なの持ってきたな」とみんな呆れてた。
友人がおもむろに再生し始める。
「酒場という聖地、酒を求め、肴を求めさまよう・・・」というナレーションとともに見知らぬおじさんが登場し、観光を始める。そしてその観光というか町紹介が終わると、本編である酒場紹介が始まるという孤独のグルメ形式の番組である。
特に面白いことを言うわけでも、すごい興味深い場所を訪ねるでもない。
それでもなんとなく見てしまう。
いや、正確にはちゃんとは見ていない。流し流し見ているだけだが、それでも見ていられるというほうが正解かも。
そして酒場を訪ねて何をするのかというと
ただ、酒を飲むだけである。
自分の頼みたいものを頼んで飲み食いしているだけだ。
あとから知ることになるのだが、この「吉田類の酒場放浪記」には台本はなく、よくある番組のような、その店の一押しを食べなきゃいけないみたいなのもないらしい。
そのお店がどんなにプッシュしようが、売り上げ1位だろうがおかまいなし。
吉田類の食べたいものを注文するそうだ。
そのへんが人気の秘訣なのだろう。
そして、番組も後半になってくると吉田類は酔っぱらって周りの客に絡み始める。
グラスを持って勝手に乾杯にいってしまうのだ。
知らないおじさんに絡まれたお客さんはみな、ドン引きしながらも付き合ってくれる。
初期の作品ではみんなそうなのだが、新しい作品になっていくにつれ吉田類の知名度も上がり、多くのお客さんに歓迎されることになる。
続けるってのは大事なんだな。
番組の終わりには決まって、お店の外でべろべろでなにかを喋っている。
ホントに呂律が回っていない時もある。
そして最後に必ず
「それでは、この後もう一軒行ってみたいと思います。」
と告げて夜の街に歩き出すシーンで終わる。
いや、嘘つけ。
フラフラやないかい。
このような流れの番組なのだが、不思議とずっと見てられる。
見てるってのは少し違う。
BGMとして最適なのかもしれない。
僕らのたまり場では常に流れていた。
みんな見てるようで見てないし、見てないようで見ている。
セリフもほとんど覚えたんではなかろうか。
それくらい見てた。
番組に出てくるお店にも足を運んだこともある。
高知のお店だけでなく東京のお店にもわざわざ行ったものだ。
新宿は思い出横丁の鰻の串焼き屋『カブト』に行ったときは感動したものだ。
また、一人飲みの強い味方でもある。
居酒屋に一人で行くときは常に酒場放浪記のつもりで、吉田類になりきっていけば怖くない。
脳内にナレーションを流しておけばいつまでも一人でいれる。
家で一人で飲むときもDVDで吉田類を見ながらだと寂しくない。
そのくらい推してる吉田類。
まだ見たことない人はぜひ一度見てほしい。
癖のある酔っ払いの変人が楽しそうに飲む姿はきっと癒されることだろう。