子ども食堂って知ってますか?
子供やその親、および地域の人々に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団欒を提供するための日本の社会活動。2010年代頃よりテレビなどマスメディアで多く報じられたことで動きが活発化し、孤食の解決、子供と大人たちの繋がりや地域のコミュニティの連携の有効な手段として、日本各地で同様の運動が急増している。 (Wikipediaより抜粋)
現在の日本において、満足な食事をとれていない子どもや保護者にとってなくてはならない存在となっています。
また、様々な問題を持った子どもたちにとっての居場所としての機能も果たしている。行政だけでは救い上げることが難しい、目には見えにくい貧困に対するセーフティネットのような役割を持っていると考える。
僕の住む近所でも週に1回、民間のボランティア団体が実施している。
何度か近くを通った際に見かけたことがあるが、
子どもたちも保護者もとても楽しそうに、イベントのようにして食事を楽しんでいる。
そこに悲壮感のようなものはなく、ボランティアの方々が雰囲気づくりに心を砕いておられるのが伝わってくる。
子ども食堂が、食事だけでなく温かい団らんの場を提供するための努力をしているからこそ、子どもたちが温かい時間を過ごせるのだ。
これからも子ども食堂の存在は絶対になくてはならないもので、多くの人がその事実を知っていく必要を感じた次第だ。
さて本題に入りますが
大人食堂って知ってますか?
これは僕の後輩が給料日前などでお金がない時に、僕の家に転がり込んでご飯を食べるというものである。
金遣いが荒く計画性がない後輩にとってはなくてはならない存在となっている。
今回は、来月に迫ったボーナスを当てにしてアホな買い物をしまくった挙句にパチンコで大負けしたそうだ。
なんの擁護もできないカスっぷりである。
後輩は「源さんに裏切られた」などと供述している。
大人食堂とは、このようなカス人間にとってなくてはならないものになっている。
また、金がなく満足な食事が出来ない後輩に人並な食事を提供するだけでなく、酒を飲まし、人としての正しい道を説くためのセミナーのような役割も果たしている。
僕が開催している大人食堂では後輩は何か一つお土産を持ってくる。今回は頂き物の柚子酢を持ってきた。
全然気を使わなくてもいいのだが、これからも大人食堂が開催されるために後輩なりに心を砕いているのだろう。
ただこの柚子酢は大変万能だし買えばそこそこ高いものなのでありがたい。
4品ほど作って食べて酒を飲んだ。
明日も仕事だというのに12時ごろまで大人食堂は続いた。
今週のお題「あったか~い」
僕は後輩に温かい団らんの場を提供できていたのだろうか。
最後にお湯割り飲ませたからいいか。
子ども食堂と違って大人食堂はなくてもいいものである。
大人食堂に頼らなくても大丈夫なように後輩が成長してくれたらいいのだが
今日も金もない癖に
「競馬ってどうなんですかね?」
「年末ジャンボ買いました?」
「投資ってどうやるんです?」
と、のたまっていた。
まだまだ先は長そうだ。
しかしながら心のどこかで後輩からの
「今日大人食堂どうですか?」
を楽しみにしている自分がいるのも事実である。
仕方ない。
しばらくは開催してやろう。