朝はホントにしんどかった。
居酒屋からのスナック2軒からのジャン麺は体にダメージしかなかった。
それでもなんとか8時には起きれた自分を褒めたい。
車屋から電話が来て、バッテリー交換が終わったので取りに行く。
久しぶりに電車なんか乗ったなー
車とってゴルフの練習いく。
夜の練習場もいいもんだ。
前の座席の中学生くらいの男の子がとにかく上手で情けない球を打つ自分が恥ずかしくなった。
しかしそれよりも釘付けになったのはその前の打席の男性。
熱心に練習してるがそこまで特別上手というこもない。
中肉中背。ごく普通のゴルフファッション。
一見何の変哲もない中年ゴルファー。
そんな男性の特筆すべき点はどこかというと。
練習方法。
練習場では皆さん様々な方法で練習をしている。
特殊な道具で素振りをしていたり、特殊な機械でスイングスピードを測っていたり。
ゴルフの上達の道は一つじゃない。100人いれば100通りの方法がある。
そんななかその男性がしていた練習はというと
『左脇にハンカチを挟んでボールを打つ』というもの。
ハンカチは珍しいが、左脇に何かを挟んでボールを打つ練習は割とスタンダード。
他にもやってる人はよく見る。
これは脇をしっかりと閉めてボールを打つ練習だ。
何も変哲もない練習だがどうにも様子がおかしい。
普通はボールを打つまでは脇をしめていて、打ち終わったあとのフィニッシュの姿勢では脇は開くので、そのタイミングでタオルなりハンカチは落ちるのだ。
しかしこの男性は落ちない。
最初は落ちていて、拾っては脇に挟むという動作をしていたが、次第に1度も落ちなくなった。
何故だろうとじっと見る。(見るな)
打ち終わりにはしっかりと脇は開いてるんだけどな…
あっ
分かった。
熱心に練習していくうちに汗をかいてしまってハンカチがべったりと張りついてしまってるんだ。
だからどんなにフィニッシュで脇が開いても落ちなかったんだ。
気づいてしまったらもうダメ。
そっちばっかり見ちゃって練習に身が入らない。
ていうかおじさんも気付いてくれよ!
ハンカチ落ちないなーって思ってよ!
脇閉める意識持ってるなら脇に一枚挟まってること忘れないでよ!
その熱心さを僕にも分けてくれ!
ハンカチ落ちなくなってからずっといい球打ててたよ!
これからも頑張ろう!
あー面白かった。
僕はこうやって変なとこばっかり見てるからダメなんだろうな。
自分の目の前の球だけ見とけよ。
明日のラウンドへの不安を大きくして練習を終える。
晩飯は『幸園』
値段が元号2つ前で止まってる名店だ。
どんな味かと言われたら幸園の味としか答えられないけどボリューム半端ないから大好き。
これで300ヤードもろたで。