最低最悪な目覚め。
仕事が午後からで本当によかった。
こんな体調で仕事行けるはずないよ。
もう少し寝よかと思って時計見たら11時過ぎてた。
ビックリしすぎて二日酔いが一瞬引っ込んでいった。
12時から仕事なのでかなりギリギリな時間。
急いでシャワー浴びて仕事へ向かう。
顔はパンパンにむくみ、目は真っ赤に充血し、声は枯れている。
昨夜の頑張りを一目で見せることが出来る自分の容姿に我ながら感心した。
仕事は全くもって役に立たなかった。
さて、仕事のあとはダラダラ食べ過ぎて寝ただけ。
お題でも書いてみよかな。
今週のお題「秋の歌」
秋の歌って言われて思い出すまでに20分かかった。
季節によって聴きたくなる歌ってのは確実にある。
春ならこれ、夏ならこれっていう。
でも秋冬はあまりない気がする。
秋冬という季節が薄い南の島で育ったせいかな。
ともあれ20分かけて思い出した曲はこれ
この曲が秋の歌かどうかは分からないし多分違うと思う。
でも今の肌寒くなっていくこの感じとか、空が高くなっていくような雰囲気にとてもマッチする。
でも理由はそれだけじゃない。
大学時代の友人とのツーリングが秋とこの曲を結びつけたと思う。
大学の頃、友人と天狗高原を目指してバイクで出発した。
僕は友人の後ろに乗って。
ただただ天狗高原に行くだけではなく僕らには目的があった。
二人で『田舎に泊まろう』を実践すること。
頭がおかしいのは分かってるが、やってみたかったのだ。
そもそも住んでるのは田舎なのに何言ってんだろうね。
昼過ぎに出発。
広くてきれいな国道は使わず、県道だけで行こうと地図を見ながらルートを決めた。
なかなかタフな道が多く、中には思い出しただけで鳥肌がたつようなおぞましい光景の集落もあった。(カルト的な)
予定より時間がかかり、着いたときには日が傾きかけてきた。
ここでいくつかアクシデントが。
まず寒い。
山の上は地上よりもだいぶ寒い。僕らの服装ではかなり厳しい。ここから夜になれば耐えられないだろう。
そして
ガソリンがなくなった。
リアルにガソリンがなくなり、まだガソリンスタンドが開いてるうちにいれないとと思い、急いで山を下りる。
麓の小さな町のガソリンスタンドはとっくに閉まっていた。
いよいよ『田舎に泊まろう』するしかなくなってきた。
動かなくなったバイクを道の駅の駐車場に置いて歩いてお家を物色する。
どうせ泊まるならきれいで大きな家がいいなどとクソみたいなこと考えてた。
覚悟を決めて一軒のお家に狙いを定めた。
チャイムを押して出てくるのを待つ。
あっ、ヤバい。
めちゃめちゃ緊張する。
てかそもそも泊まらせてくれって無理すぎん?絶対無理やん。
いやいやキモいやろ。警察呼ばれたらどうしよう。
などと急に恐くなり、考えてた言葉が一気に消えた。
その結果、死ぬほどしどろもどろになり、ほぼほぼ門前払い。
もう2度と立ち直れないほどのショックを受けたが、ここまで来たらやれるだけやってみようと頑張ってみる。
その後も五軒くらい訪ねて、全くもって相手にされぬまま時間だけが過ぎていった。
心はバキバキに砕けちり、泣きたくなってきた。
諦めかけたそのとき、一軒のお家の方が
「ガソリンなら分けてやるぞ」と言ってきた。
もう完全に心の折れてた僕らはそれでもいとお願いしてガソリンを売ってもらった。
ガソリンが戻ったバイクに乗って一目散に
市内に戻った。
そのとき立ち寄った食堂で流れてたのがこの曲だったのだ。
それ以来ブレーメンを聴くと、あのときの寒さや、空の高さを思い出すんだ。
一体なんの話をしてるんだ僕は。
いつかもっと詳しく書いてみようかな。需要あれば。
まぁでも秋の気温になってきたし読書のお供に久しぶりに流してみようか。