寒くなってきた。
朝起きるのがほんの少しずつだけどしんどくなってきている。
今週末にでも寝床を冬仕様に変えねば。
その前に寝る時の服装を改めようか。
半袖は卒業しよ。
仕事はいい感じにカオス。
だいたいめんどくさい案件は固まってやってくるんだよなー
どうせ忙しいからまとまった方がいいでしょ的なことなのかな?
関係ないけどボーナスの月ほど想定外に出ていくお金増えるのも謎なんだよなー
車のタイヤとかもボーナス出るの待ってたかのようにパンクするんだよなー
これまで3度のパンクは全てボーナス月なんだよなー
だよなー
平日はほんと書くことないのでお題でも
今週のお題「赤いもの」
あれは高校1年生のころ
高校初めての夏休み。
僕はアメリカのカリフォルニアにいた。
夏休みを利用しての1か月のホームステイ。
初めての海外に浮かれ倒していた僕。
ホームステイ先のお家はとても裕福で優しい人たちだった。
庭にはプールとジャグジーがついていて、ガレージには車が2台、キャンピングカー1台とクルーザーまで持っていた。
週末は湖沿いにキャンプにいったり、プールサイドでBBQしたり、友人たちを呼んでナイトプールパシャパシャするようなハイパーエグゼクティブホームステイだったんだ。
その結果
1週間もたたないうちにデーブスペクターも裸足で逃げ出すほどのアメリカかぶれ野郎になっていた。
小3からずっと丸刈り、学校と習い事と部活オンリー。
靴は学校指定の白シューズしか履いてなかった自称保守。
そんな僕が一瞬でアメリカかぶれになるくらい毎日が楽しかった。
思い入れのあるエピソードはたくさんあるが今回は赤いものにまつわるものを。
ホストファミリーとお出かけ中
大きなスーパーに入った。
広さや、並んである商品の大きさにびっくりしながら歩いていると
スポーツ専門店のように靴を並べてあるスペースがあった。
ただのスーパーなのにこんな本格的な靴売り場あるんだなと思い覗いてみた。
そこには有名スポーツブランドの靴がブランドごとに並んでいた。
驚いたのはそのカラフルさ。日本の靴売り場よりはるかに色鮮やか。
これまで学校指定シューズか便所スリッパしか履いたことのなかった僕には眩しすぎて直視できない。
しかしとあるブランドの靴に目が留まる。
PUMAの真っ赤なスニーカーだ。
なんとなく惹かれて手に取ってみると、赤いのは靴の前半分だけで、後ろ半分は緑という予想外にファンキーな配色。
値段は約4000円とリーズナブル。
アメリカかぶれの浮かれポンチの僕は即決で購入した。
靴が赤いというこれまでの人生ではありえなかった光景にしびれた。
どんな服を着ても靴が主役だった。
雨の日に履くと靴下がきれいに赤と緑のツートンに染まってしまう欠陥もあったが、日本に帰ってからもずっと履いていた。最後の最後壊れる瞬間まで僕の1軍を守り続けてくれた。
それから大学を卒業するまでの間、僕の靴の1軍は常に真っ赤なスニーカーになっていく。
スタンスミス、オニツカ、アシックス・・・
履きつぶしては新しい赤い靴を探しに行ってたな。
スタンスミスの赤が発売されなくなると、アディダスの自分の好きなスタイルの靴を作ることが出来るという東京のショップまで行きこれまで履いていたスタンスミスと全く同じものをオーダーしたりもした。
高校1年のときのあの強烈な『アメリカ』経験が僕に
靴=赤という意識を植え付けてくれた。
今では僕の玄関に赤い靴はない。
しかし靴屋に行けばいつも探してる。
次の1軍招集を待つ赤い靴を。