むらよし農園

面白いことが書ければと。

毛を切らせて袋も断つ

今週のお題「肉」

今日は肉というかなんというか僕の肉体に起こった出来事について書きます。

少々汚い話になってしまう恐れもありますがご了承ください。

 

休日の過ごし方はとても大事。

普段の土日の過ごし方には大人としてのエレガンス力が問われる。

平日にポッコリ入る祝日ともなればなおさらだ。

ただダラダラしていて終わりましたじゃ格好がつかない。

 

なにをするのが正解か。

釣り?デイキャンプ?どちらも捨てがたい。買い物もいいし、美味しいものを食べに行ってもいいだろう。

でも違う。僕は密かに決めていた。やるしかないと。この秋分の日にやるしかないと。

 

あそこの毛を切るなら今日しかないと。

 

今年の6月ごろから体の異変には気が付いていた。

 

股間めっちゃムレる』

 

ムレたことがないという人はいないだろうが、僕はこれまでそれほど気になったことはなかった。それなのに急にとんでもないくらいムレ始めた。ムレるというか暑いのだ。

でも夏だしそんなもんだったのかもと思って放置してたのだが、涼しくなってきても一向に改善されない。どうしたものか。

 

皆さん知ってのように股間にはとても大事な袋がある。そしてその袋はどうやら熱に弱いらしい。このまま袋を熱にさらすのはよくない。自分のためにも、人口の減少が問題視されるこの日本においても。

 

そこでとうとう問題の解決に取り掛かった。

 

まずは原因を探ろう。急にこんな状態になるなんてなにか原因があるはず。

考えられるのは以下の4つ

1.下半身のトレーニングを頑張ってきた結果、太ももが太くなり股間付近の風通しが悪くなった。

2.兄にもらった、脇汗をかかなくなる薬。

3.加齢による体質の変化

4.そもそもこれまでもずっとムレていた。

 

まずは1について。

今年の春から下半身のトレーニングを増やしていた。その結果としてまっすぐ立つと太ももがぴっちりと密着するようになった。というか密着度合いが増した。そのために蒸れるようになったのではないかという説。

2について

昨年秋に兄から脇汗をかかなくなる塗り薬をもらった。これは本当に効果テキメンで暖房のきいたオフィスでスーツを着ていてもびくともしないほど。しかし、この薬を塗っている脇からの汗はかかなくなったが、そこ以外からの発汗が増えたような気がするのだ。特に金〇の裏。え?つながってんの?脇の出口閉じられたから金〇の裏にいったろっていう関係性なの?と疑っている。

3について

この歳になって体調もそうだが、ありとあらゆるものが変わってきている。枕からはお父さんの匂いがするし、風呂場の排水溝を掃除する頻度も増えた。つまり加齢による体質の変化によって股間がムレやすくなったんじゃないかという説。

4について

これまでもムレムレだったのに気が付いてなかっただけではという説。

 

多分だが、4以外の3つの合わせ技一本なんじゃないだろうか。様々な要因が重なって今の状態になっているのかもしれない。

 

では本題に入り、どうやったら改善できるかを考えよう。

調べていくと、股間用の制汗剤などが多数販売されている。よかった。僕だけじゃなかったんだ。しかしながら、今回の原因の一つとしてその制汗剤が考えられるので出来れば避けたい。もっと簡単に出来る対策はないのかとさらに調べると。

「あそこの毛を切ると涼しいよ」

というとても興味深く効果の高そうなアドバイスを見つけた。

「これだ。いや、これしかない。」

 

コストも時間もかからない最も良い方法を見つけた僕は、秋分の日にチャレンジすることに決めたのだった。

 

早起きして朝食をとり、洗濯と掃除をして準備万端。

 

鋤ばさみを片手に全裸インザハウス

初めてなのでどういう風に切ればいいかわからないがとりあえずチョキチョキと切り進める。

鋤ばさみを選んで正解だったかも。思っていたよりも自然に長さも量も取れている。

そしてここで、アソコの毛を切ることによる思わぬ効果を発見する。

 

「あれ?いつもより大きい?」

もちろん毛が短くなっただけで僕のナニが大きくなったわけではない。それでも自然と気分はよくなっていき、自信に満ちたハサミ捌きでどんどん切っていく。すると、

 

「ブチっ」という音が脳内に響き、金〇に稲妻が走る。

 

そう、金〇袋をカットしてしまったのだ。

何か大切なものが流れ落ちるんじゃないかとパニックになった僕はその場から動けず、じっと〇玉袋を両手で優しくホールドしていた。

 

10秒ほどの静寂が流れたのち、大量の血が溢れてきた。

 

「え?精〇って赤いこともある?」

動揺して訳の分からないことを思いながらティッシュで押さえる。

みるみるティッシュが赤く染まる。また新しいティッシュで押さえる

これを繰り返して何とか止血することができた。

 

大きく見えていたはずの息子はすっかり自信を失ったように小さくなり、血がべっとりとついたアソコの毛はそれ以上切る気にはなれなかった。

 

これが僕(33歳)の秋分の日です。

 

ちなみに傷は思ったほどひどくなく、問題はなさそうだ。

ムレについては今後も戦っていきます。続報をお待ちください。いい方法知っている人がいたら教えてください。